13日のドル・円相場は、東京市場では109円14銭から108円52銭まで下落。
欧米市場でドルは一時109円56銭まで買われたが、108円58銭まで反落し、108円64銭で引けた。
本日16日のドル・円は、108円台で推移か。
米国株の下落を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。
中国の国家統計局が14日発表した4月鉱工業生産は、前年同月比+6.0%で市場予想の+6.5%を下回った。
また、同時発表の4月小売売上高は前年同月比+10.1%で市場予想の+10.6%に届かなかった。
4月の鉱工業生産と小売売上高の伸びはいずれも3月実績を下回った。
市場関係者の間では、中国政府がバランスシートの圧縮などの作業を含む経済構造改革を進めていけば、鉱工業生産は前年同月比でマイナスになるケースが増えるのではないか?との見方が出ている。
国家統計局が公表した声明によると、4月の鉄鋼、石炭産業の生産は前年同月比でマイナスとなったようだ。
鉱工業生産の落ち込みは経済成長率の鈍化につながる。
中国の4-6月期国内総生産(GDP)は1-3月期の前年比+6.7%を下回る可能性は高いとみられている。
中国経済の成長鈍化は織り込み済みかもしれないが、世界経済に与える影響は決して小さくないだけに、金融市場の不確実性は再び高まるおそれがある。
欧米市場でドルは一時109円56銭まで買われたが、108円58銭まで反落し、108円64銭で引けた。
本日16日のドル・円は、108円台で推移か。
米国株の下落を意識してリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。
中国の国家統計局が14日発表した4月鉱工業生産は、前年同月比+6.0%で市場予想の+6.5%を下回った。
また、同時発表の4月小売売上高は前年同月比+10.1%で市場予想の+10.6%に届かなかった。
4月の鉱工業生産と小売売上高の伸びはいずれも3月実績を下回った。
市場関係者の間では、中国政府がバランスシートの圧縮などの作業を含む経済構造改革を進めていけば、鉱工業生産は前年同月比でマイナスになるケースが増えるのではないか?との見方が出ている。
国家統計局が公表した声明によると、4月の鉄鋼、石炭産業の生産は前年同月比でマイナスとなったようだ。
鉱工業生産の落ち込みは経済成長率の鈍化につながる。
中国の4-6月期国内総生産(GDP)は1-3月期の前年比+6.7%を下回る可能性は高いとみられている。
中国経済の成長鈍化は織り込み済みかもしれないが、世界経済に与える影響は決して小さくないだけに、金融市場の不確実性は再び高まるおそれがある。