■NY株式:ダウは222ドル安、主要企業決算やFOMC声明を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :15944.46 終値 :4468.17
前日比:-222.77 前日比:-99.51
始値 :16168.74 始値 :4548.87
高値 :16235.03 高値 :4568.85
安値 :15878.30 安値 :4450.83
27日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は222.77ドル安の15944.46、ナスダックは99.51ポイント安の4468.17で取引を終了した。
主要企業の冴えない決算を嫌気して売りが先行。
FOMC結果を見極めたいとの思惑や原油相場の回復で、午後にかけて上昇に転じた。
FOMCでは、政策金利は据え置かれ、原油相場の下落や世界経済を巡る懸念が示されたが、利上げ観測の後退に繋がる内容とはならず、発表後に下落する展開となり、引けにかけて下げ幅を拡大した。
セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は軟調な16年度業績見通しが嫌気され、下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は昨日発表の決算で「iPhone」販売台数の鈍化が明らかとなり、軟調推移。
建設機械のキャタピラー(CAT)は12月の機械売上高が急落となり、売られた。
一方で、医薬品のバイオジェン・アイデック(BIIB)は、決算内容が好感され、上昇した。
マーケット終了後にソーシャル・ネットワークのフェイスブック(FB)が発表した10-12月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は118円69銭、米FOMCは世界経済や金融情勢を注視、ドル伸び悩む 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円34銭から119円06銭へ上昇し118円69銭で引けた。
原油高や予想を上回った米国の12月新築住宅販売件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてドル買いが先行した。
その後、FOMCでは予想通り政策金利を据え置き、「経済は緩やかなペースの利上げに限り正当化させる」と繰り返したものの、声明に「世界経済や金融市場の展開を綿密に監視していく」との文言を加えるなど、若干ハト派に傾斜したため、ドルは伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは、1.0861ドルから1.0917ドルへ上昇し、1.0893ドルで引けた。
ユーロ・円は、128円77銭から129円48銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4355ドルから1.4230ドルへ下落。
ドル・スイスは、1.0130フランから1.0189フランへ上昇した。
■NY原油:続伸で32.30ドル、米受け渡し拠点在庫減や協調減産思惑で買い優勢 NY原油は続伸(NYMEX原油3月限終値:32.30↑0.85)。
30.60ドルを安値に、32.84ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が1140万バレルもの増加になったことを受けて、原油の売りが先行した。
しかし、その後発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る増加も、838万バレル規模にとどまったとの見方。
一方、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が予想以上に減少したことで、買いに転じた。
さらに、ロシアがOPECと産油量を協議するとの思惑で買いが強まった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.36ドル +0.050ドル(+0.38%) モルガン・スタンレー(MS) 25.37ドル +0.030ドル(+0.12%) ゴールドマン・サックス(GS)153.73ドル -0.720ドル(-0.47%) インテル(INTC) 29.81ドル -0.130ドル(-0.43%) アップル(AAPL) 93.44ドル -6.550ドル(-6.55%) アルファベット(GOOG) 717.58ドル -16.21ドル(-2.21%) フェイスブック(FB) 94.45ドル -2.890ドル(-2.97%) キャタピラー(CAT) 58.34ドル -0.820ドル(-1.39%) アルコア(AA) 6.96ドル -0.185ドル(-2.59%) ウォルマート(WMT) 63.95ドル -0.050ドル(-0.08%) スプリント(S) 2.92ドル -0.070ドル(-2.34%)
ダウ平均は222.77ドル安の15944.46、ナスダックは99.51ポイント安の4468.17で取引を終了した。
主要企業の冴えない決算を嫌気して売りが先行。
FOMC結果を見極めたいとの思惑や原油相場の回復で、午後にかけて上昇に転じた。
FOMCでは、政策金利は据え置かれ、原油相場の下落や世界経済を巡る懸念が示されたが、利上げ観測の後退に繋がる内容とはならず、発表後に下落する展開となり、引けにかけて下げ幅を拡大した。
セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器やソフトウェア・サービスが下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は軟調な16年度業績見通しが嫌気され、下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は昨日発表の決算で「iPhone」販売台数の鈍化が明らかとなり、軟調推移。
建設機械のキャタピラー(CAT)は12月の機械売上高が急落となり、売られた。
一方で、医薬品のバイオジェン・アイデック(BIIB)は、決算内容が好感され、上昇した。
マーケット終了後にソーシャル・ネットワークのフェイスブック(FB)が発表した10-12月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は118円69銭、米FOMCは世界経済や金融情勢を注視、ドル伸び悩む 27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円34銭から119円06銭へ上昇し118円69銭で引けた。
原油高や予想を上回った米国の12月新築住宅販売件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてドル買いが先行した。
その後、FOMCでは予想通り政策金利を据え置き、「経済は緩やかなペースの利上げに限り正当化させる」と繰り返したものの、声明に「世界経済や金融市場の展開を綿密に監視していく」との文言を加えるなど、若干ハト派に傾斜したため、ドルは伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは、1.0861ドルから1.0917ドルへ上昇し、1.0893ドルで引けた。
ユーロ・円は、128円77銭から129円48銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4355ドルから1.4230ドルへ下落。
ドル・スイスは、1.0130フランから1.0189フランへ上昇した。
■NY原油:続伸で32.30ドル、米受け渡し拠点在庫減や協調減産思惑で買い優勢 NY原油は続伸(NYMEX原油3月限終値:32.30↑0.85)。
30.60ドルを安値に、32.84ドルまで上昇した。
前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、国内全体の原油在庫が1140万バレルもの増加になったことを受けて、原油の売りが先行した。
しかし、その後発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく上回る増加も、838万バレル規模にとどまったとの見方。
一方、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が予想以上に減少したことで、買いに転じた。
さらに、ロシアがOPECと産油量を協議するとの思惑で買いが強まった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.36ドル +0.050ドル(+0.38%) モルガン・スタンレー(MS) 25.37ドル +0.030ドル(+0.12%) ゴールドマン・サックス(GS)153.73ドル -0.720ドル(-0.47%) インテル(INTC) 29.81ドル -0.130ドル(-0.43%) アップル(AAPL) 93.44ドル -6.550ドル(-6.55%) アルファベット(GOOG) 717.58ドル -16.21ドル(-2.21%) フェイスブック(FB) 94.45ドル -2.890ドル(-2.97%) キャタピラー(CAT) 58.34ドル -0.820ドル(-1.39%) アルコア(AA) 6.96ドル -0.185ドル(-2.59%) ウォルマート(WMT) 63.95ドル -0.050ドル(-0.08%) スプリント(S) 2.92ドル -0.070ドル(-2.34%)