11日の日経平均は続伸。
114.50円高の20195.48円(出来高概算14億3000万株)で取引を終えた。
10日の米国市場は、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円となり、この流れから利食い先行で始まった。
しかし、円相場が1ドル114円台前半と円安に振れて推移するなか、日経平均は寄付き水準を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げてきている。
指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)が強含みに推移しており、これが日経平均を下支えする格好となり、安心感にもつながっている。
価格帯別出来高では20000-20200円で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しやすいところであるが、この上限レベルに接近するなか、次第にもち合いレンジの上放れも意識されやすいだろう。
米国では12日に地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院金融委員会で証言を行う予定である。
先週の米雇用統計は、FRBが予定通り年内3度目の利上げを行う後押しになるとみられている。
イエレンFRB議長証言を受けて利上げ観測が高まる可能性もあり、これを受けた円安の流れが支援材料になる展開も期待したいところである。
その他、今週はゲーム株の決算が予定されている。
明日12日にはSHIFT (T:3697)、日本エンタープライズ (T:4829)が予定されており、決算を受けた動意が注目されることになろう。
114.50円高の20195.48円(出来高概算14億3000万株)で取引を終えた。
10日の米国市場は、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円となり、この流れから利食い先行で始まった。
しかし、円相場が1ドル114円台前半と円安に振れて推移するなか、日経平均は寄付き水準を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げてきている。
指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)が強含みに推移しており、これが日経平均を下支えする格好となり、安心感にもつながっている。
価格帯別出来高では20000-20200円で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しやすいところであるが、この上限レベルに接近するなか、次第にもち合いレンジの上放れも意識されやすいだろう。
米国では12日に地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院金融委員会で証言を行う予定である。
先週の米雇用統計は、FRBが予定通り年内3度目の利上げを行う後押しになるとみられている。
イエレンFRB議長証言を受けて利上げ観測が高まる可能性もあり、これを受けた円安の流れが支援材料になる展開も期待したいところである。
その他、今週はゲーム株の決算が予定されている。
明日12日にはSHIFT (T:3697)、日本エンタープライズ (T:4829)が予定されており、決算を受けた動意が注目されることになろう。