サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

NYの視点:3月米FOMC議事録ではB/Sの行方が焦点に

発行済 2017-04-05 07:45
更新済 2017-04-05 08:00
NYの視点:3月米FOMC議事録ではB/Sの行方が焦点に
米連邦準備制度理事会(FRB)は5日に先月14−15日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表する。
FOMCはこの会合で政策金利であるFF金利誘導目標を0.25%引き上げることを決定した。
米国の経済で、雇用がFRBの目標である完全雇用に近づいたまたは達したほか、インフレも中期の目標である2%に向けて上昇するメンバーの自信が強まっていたため、市場は利上げをほぼ織り込んでいた。


イエレンFRB議長、フィッシャー米FRB副議長、ダドリーNY連銀総裁といったFOMC内で影響力の強いメンバーは、「昨年12月から見通しはほぼ変わらず」とし本年3回の利上げ見通しを維持している。
議事録ではバランスシートの行方が焦点となる。
ダドリーNY連銀総裁は本年後半から18年にかけて、緩やかで秩序のあるペースでのバランスシート解消を開始する必要があると指摘。
バランスシート削減方法では、1.再投資を本年末で終了、債券を期限まで持ちきる。
2.売却する、などが挙げられる。
また、再投資に関してはMBS(住宅ローン担保証券)を減らし、米国債に集中していくとの案もあるようだ。
バランスシートの削減は債券利回りの上昇要因となる。


超タカ派として知られていた米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は2012年のFOMC機密情報漏えい問題関与の可能性から4日付で突如辞任を表明した。
しかし、ラッカー総裁は2017年のFOMC投票権を保有していなかったことや、年初時点ですでに本年10月の退任する意向を発表していたこともあり、FOMCの見通しには大きな影響を与えないと考えられている。




最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます