25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円73銭から111円24銭まで上昇し、111円05銭で引けた。
トランプ米大統領は、米国と中国が貿易協定で合意が近く、首脳会談での合意署名を示唆したため、リスク選好の円売りが強まった。
低調な米国債入札結果を受けて債券利回りがやや上昇したこともドル買いにつながった。
ユーロ・ドルは1.1337ドルまで下落後、1.1367ドルまで上昇し1.1361ドルで引けた。
ユーロ・円は、125円72銭から126円30銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.3051ドルまで下落後、1.3143ドルまで上昇した。
英国の欧州連合(EU)離脱延期の可能性や第2回国民投票実施の可能性が浮上したため、NY市場の取引終了前にポンド買いが加速。
英政府関係者によると、メイ首相はEU離脱延期案を検討しているもよう。
ドル・スイスは、0.9993フランから1.0012フランまで上昇した。