経済同友会の桜田謙悟代表幹事(SOMPOホールディングス社長)は18日の定例会見で、老後に夫婦で2000万円の蓄えが必要と指摘した金融庁金融審議会の報告書問題について「資産運用が貯蓄から投資へ、先進国並みに進んでいないことに、警鐘を鳴らしたものだと思う。だが、2000万円、3000万円と0の数字だけが一人歩きし、国民不在の議論になっている」と本質的な議論から外れていると批判した。また、「年金だけではなく、介護や医療などの社会保障費は、(負担する世代が減る中で)、今のままでは持たないという議論になるはずで、何をすべきかの国民的な議論につなげるべきだ」と強調。桜田代表幹事は、自らを「(年金問題な…