[サンフランシスコ 21日 ロイター] - 米オープンAIは21日、最高経営責任者(CEO)を先週解任されたサム・アルトマン氏がポストに復帰することで合意したと発表した。
また、アルトマン氏を解任した取締役会を一部再編することでも基本合意。セールスフォースの元共同CEOであるブレット・テイラー氏、元米財務長官のラリー・サマーズ氏が加わる。米質問サイト「クオラ」のアダム・ディアンジェロCEOも取締役として留任する。
アルトマン氏はX(旧ツイッター)に「オープンAIに戻ることを楽しみにしている」と投稿した。
オープンAIは20日、ゲーム動画配信ツイッチのエメット・シア元CEOを新たに暫定CEOに指名。アルトマン氏はマイクロソフトに移籍すると発表されていた。
マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、オープンAI取締役会の変更を歓迎。「より安定した、十分な情報に基づく、効果的なガバナンスに向けた道のりで必要不可欠な第一歩だと信じている」とXに投稿した。
オープンAIのシア暫定CEOは、今回の決定を歓迎するとXで表明した。