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東京為替:ドル・円は強含み、早朝から1円超上昇

発行済 2022-04-01 17:08
更新済 2022-04-01 17:15
© Reuters.

1日の東京外為市場でドル・円は強含み。
新年度入りに伴い機関投資家などによる大口のドル買いが先行し、早朝に121円67銭を付けた後は上昇基調に振れた。
また、日銀の国債買入れ増額で緩和継続を想定した円売りも強まり、正午すぎに122円73銭まで値を上げた。


・ユーロ・円は134円63銭から135円80銭まで上昇した。

・ユーロ・ドルは1.1076ドルから1.1051ドルまで値を下げた。


・17時時点:ドル・円122円60-70銭、ユーロ・円135円60-70銭
・日経平均株価:始値27,624.11円、高値27,738.31円、安値27,399.48円、終値27,665.98円(前日比155.45円安)

【経済指標】
・日・3月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI:+14(予想:+12、12月:+18)
・日・3月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI:+9(予想:+5、12月:+9)
・日・3月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+2.2%(予想:+4.4%、12月:+9.3%)
・中・3月財新製造業PMI:48.1(予想:49.9、2月:50.4)
・スイス・3月消費者物価指数:+2.4%(前年比予想:+2.4%、2月:+2.2%)
・独・3月製造業PMI改定値:56.9(予想:57.6、速報値:57.6)
・ユーロ圏・3月製造業PMI改定値:56.5(予想:57.0、速報値:57.0)

【要人発言】
・ロシア外務省当局者
「EUの制裁に対抗し、ロシアとの対立が利益にならないと認識させる」
・鈴木財務相
「為替の過度の変動、無秩序な動きは経済へ悪影響」
「為替の安定は重要で急速な変動は望ましくない」
「為替市場の動向、日本経済への影響は緊張感を持って注視」
「日銀の金融政策、為替レートを直接の目標としていないと承知」
・日銀幹部
「円安の製造業への影響、どちらかと言えばコスト高で収益沖下げる、との声が強く聞かれた」


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