本日のマザーズ市場では、前日の後場にマザーズ指数が軟化した流れを引き継ぎ、売りが先行してスタートした。
日経平均の上昇とともに物色が大型株、バリュー(割安)株にシフトしつつあることが影響したとみられる。
ただ、中小型株への物色意欲も依然根強く、下値では押し目買いが入り、マザーズ指数は引けにかけてプラス圏へ浮上した。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で2000.82億円。
騰落数は、値上がり182銘柄、値下がり126銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位のPSSやメドレー (T:4480)が堅調。
オンコリス (T:4588)は商いを伴って急反発した。
また、学校向けにオンラインでネットリテラシー講演を提供開始すると発表したアディッシュ (T:7093)などはストップ高水準で取引を終えた。
一方、売買代金トップのアンジェスは5日ぶり反落。
Aiming (T:3911)は新作ゲームの事前登録開始を発表して後場急伸したが、材料出尽くし感から売りに押された。
また、BASE (T:4477)は外出自粛緩和の流れから期待が後退したとみられ、下落率トップとなった。