[3日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、欧州サッカーは「病んでいる」とし、若いファンのサッカー離れを止めるためには変化が必要との考えを明かした。
ペレス会長は2日、クラブの総会で「われわれの愛するスポーツは病んでいる。特に欧州で。もちろんスペインでも」と発言。「サッカーは世界一のグローバルスポーツとしての地位を失いつつある」と指摘した。
さらに同会長は「最も心配なのは、若者のサッカーへの関心がどんどん低下していること。現行の大会フォーマットでは、大会の最終段階でしか観客の関心を集められない」と懸念を示した。
ペレス会長は欧州のトップクラブによる欧州スーパーリーグ構想の考案者の一人。この構想は昨年4月に発表されたが、ファンや政府、選手から反対されて直後に破談となった。