[11日 ロイター] - 米ダラス地区連銀は11日、次期総裁にニューヨーク連銀副総裁のローリー・ローガン氏を指名した。8月22日に着任する。
ダラス地区連銀の総裁はカプラン前総裁が昨秋に退任してから空席となっていた。
ローガン氏は米連邦準備理事会(FRB)の公開市場操作(オペ)を実施する口座「システム公開市場勘定(SOMA)」を管理。管理下にある証券や現金などの保有資産は9兆ドルに上る。
ローガン氏は就任後、米連邦公開市場委員会(FOMC)の委員も務め、9月20─21日の会合でデビューする見通し。
パウエルFRB議長は、ローガン氏は同僚に信頼される献身的な公務員で、複雑な金融市場で卓越した技能や経験を発揮し、FRBの決定や景気支援のための政策運営に寄与してきたとするコメントを発表した。