サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

21日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で3日ぶり反発、素材・ハイテクに買い

発行済 2019-05-21 17:04
更新済 2019-05-21 17:21
© Reuters.  21日の中国本土市場概況:上海総合1.2%高で3日ぶり反発、素材・ハイテクに買い

21日の中国本土市場は値上がり。

主要指標の上海総合指数は、前日比35.36ポイント(1.23%)高の2905.97ポイントと3日ぶりに反発した。

上海A株指数も上昇し、37.04ポイント(1.23%)高の3043.53ポイントで取引を終えている。

中国の政策期待が強まった。

米中貿易摩擦による景気悪化の懸念がくすぶるなか、当局は一段の景気対策を打ち出すとの観測が改めて強まっている。

中国人民銀行(中央銀行)が朝方、リバースレポ取引を通じ、9営業日ぶりに資金供給したこともプラスだ。

米中対立の激化を警戒した売りが先行したものの、下値は固く、指数はほどなくプラスに転じ、中盤から上げ幅を広げている。

業種別では、レアアースや非鉄、建材、鉄鋼など素材関連が高い。

なかでも、レアアースの中国北方稀土(600111/SH)は値幅いっぱいまで買われた。

中国の習近平・国家主席は20日、希土類磁石メーカーの江西金力永磁科技(300748/SZ)を視察。

政府が国家戦略物質として、レアアース産業を支援するとの期待が続いている。

市場関係者の間からは、米国との通商交渉のカードとして、中国がレアアースを利用する可能性も指摘された。

深セン上場の江西金力永磁科技は、連日でストップ高している。

ハイテク株も急伸。

LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)、通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)などがそろってストップ高した。

ハイテク分野の米中対立を背景に、当局は先端技術製品の内製化に注力するとの見方が浮上している。

このほか不動産株、医薬品株、消費関連株、自動車株、運輸関連株、金融株など幅広く物色された。

外貨建てB株も値上がり。

上海B株指数が3.48ポイント(1.20%)高の293.07ポイント、深センB株指数が11.58ポイント(1.24%)高の947.09ポイントで終了した。

【亜州IR】

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます