日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:>
前場終値 10366.29 -8.72 前場終値 10370 -30
寄り付き 10405.05 寄り付き 10410
安値/高値 10352.52─10406.10 安値/高値 10350─10420
出来高(万株) 91195 出来高(単位) 21262
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[東京 5日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小反落。4日の米株高を受けて
買い先行で始まった後は前日終値を挟んでのもみあい。地合いは悪くないものの、短期的
な高値警戒感から上値に対して慎重な動きが強まったという。
トヨタ自動車<7203.T>が軟調。4日に発表された同社の2009年4─9月期と10年
3月通期の連結業績予想(米国会計基準)の上方修正が、市場予想よりも小幅だったこと
が嫌気されたようだ。市場では「トヨタは上方修正といっても、赤字幅縮小にすぎない」
(日興コーディアル証券シニアストラテジストの河田剛氏)との声がきかれた。
前場の東証1部騰落数は値上がり738銘柄に対して値下がり786銘柄、変わらず
が167銘柄だった。東証1部売買代金は6520億円。
きょう午前の東京市場は、一部の海外勢は大型株を避けて中型株に資金をシフトしてい
るとの観測が出た。市場では「前日のトヨタ<7203.T>で大手の決算発表が一巡したため、
一部の海外勢は自動車やハイテクなどこれまで上昇してきたセクターを売って、中型株な
どにいったん資金をシフトさせているようだ」(大手証券トレーダー)との声がきかれ
た。
業種別では自動車や非鉄金属、電気機器などの下げが目立った。キヤノン<7751.T>など
の主力輸出株が売られたほか、銀行株では三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみ
ずほフィナンシャルグループ<8411.T>が軟調だった。
7月の国内ユニクロ事業の既存店売上高が9カ月ぶりに前年割れとなったファーストリ
テイリング<9983.T>が下落した。
直近12日間の中で終値が前日比プラスの日数を数え、プラスが何日あったかその比率
を求めるサイコロジカルラインが高止まりしている。TOPIX<.TOPX>で11勝1敗が
3日続くなど「一般に9勝で高いとみられるなか、11勝はかなり高い」(国内証券)水
準だ。短期的な過熱感から「短期筋も積極的に買っていない様子。上値に対して慎重な動
きとなっている」(準大手証券トレーダー)という。
足元、グローベックス(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物<0#NQ:>
が弱含んでいる。今晩の7月の全米雇用報告(ADP)とISM非製造業景気指数の発表
を控えて、市場では「香港株などはプラス圏となっているが、午後は一段と様子見姿勢が
強まる可能性もある」(国内投信)との声も出ている。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
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