■NY株式:NYダウは264ドル高、対中貿易摩擦への懸念後退
米国株式相場は上昇。
ダウ平均は264.98ドル高の25380.74、ナスダックは128.16ポイント高の7434.06で取引を終了した。
トランプ大統領が米中協議の進展を示唆したことで貿易摩擦問題への懸念が後退し、買いが先行。
複数の主要企業決算が好感され、10月の大幅下落に対する買い戻しの動きも広がるなか、引け後に予定されているアップルの決算への期待感から終日堅調推移となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や素材が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
イスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)は、決算が予想を上振れ大幅上昇。
化学メーカーのダウ・デュポン(DWDP)は、決算内容が好感されたほか、30億ドル規模の自社株買い計画を発表し堅調推移。
ストリーミング端末のロク(ROKU)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。
一方で、楽曲配信大手のスポティファイ(SPOT)は、月間アクティブユーザー数(MAU)の見通しを引き下げ下落した。
マーケット終了後に携帯端末のアップル(AAPL)が発表した7-9月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、iPhone販売台数が予想に届かなかったほか、10-12月期の売上高についても弱気な見通しを示し、時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米中貿易摩擦緩和への期待などでユーロ反発
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円92銭から112円61銭まで下落し、112円71銭で引けた。
10月の米ISM製造業景況指数は市場予想を下回り、ドル売りが優勢となった。
その後、トランプ米大統領が中国の習国家主席と電話協議したことを明らかにすると米中貿易摩擦深刻化への警戒感は低下し、ドル売りは一段落した。
ユーロ・ドルは、1.1385ドルから1.1424ドルまで上昇し、1.1409ドルで引けた。
ユーロ・円は、128円70銭から128円37銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2901ドルから1.3035ドルまで上昇した。
英国中央銀行は金融政策決定会合で市場の予想通り金融政策を据え置いたが、経済や雇用に楽観的な見方を示し、利上げペースが当初の予想を上回る可能性が示唆されポンド買いに拍車がかかった。
英国の欧州連合(EU)離脱に関して進展がみられたこともポンド買い材料となった。
ドル・スイスは、1.0041フランから1.0001フランまで下落した。
■NY原油:NY原油先物は大幅続落、供給不安懸念は一段と後退
1日のNY原油先物12月限は大幅続落(NYMEX原油12月限終値:63.69 ↓1.62)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比−1.62ドルの63.69ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて一時63.11ドルまで売られた。
米国株高は買い材料だが、米国内における生産増加が予想されていることやイラン産原油の部分的な輸出が予想されていることから、供給不安への懸念は一段と後退し、ポジション調整的な売りが優勢となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.81ドル +0.31ドル(+1.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.89ドル +0.23ドル(+0.50%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.97ドル +1.60ドル(+0.71%)
インテル(INTC) 48.22ドル +1.34ドル(+2.86%)
アップル(AAPL) 222.22ドル +3.36ドル(+1.54%)
アルファベット(GOOG) 1070.00ドル -6.77ドル(-0.63%)
フェイスブック(FB) 151.75ドル -0.04ドル(-0.03%)
キャタピラー(CAT) 124.70ドル +3.38ドル(+2.79%)
アルコア(AA) 36.78ドル +1.79ドル(+5.12%)
ウォルマート(WMT) 100.58ドル +0.30ドル(+0.30%)
スプリント(S) 6.28ドル +0.16ドル(+2.61%)
米国株式相場は上昇。
ダウ平均は264.98ドル高の25380.74、ナスダックは128.16ポイント高の7434.06で取引を終了した。
トランプ大統領が米中協議の進展を示唆したことで貿易摩擦問題への懸念が後退し、買いが先行。
複数の主要企業決算が好感され、10月の大幅下落に対する買い戻しの動きも広がるなか、引け後に予定されているアップルの決算への期待感から終日堅調推移となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置や素材が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
イスラエルの製薬テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(TEVA)は、決算が予想を上振れ大幅上昇。
化学メーカーのダウ・デュポン(DWDP)は、決算内容が好感されたほか、30億ドル規模の自社株買い計画を発表し堅調推移。
ストリーミング端末のロク(ROKU)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け買われた。
一方で、楽曲配信大手のスポティファイ(SPOT)は、月間アクティブユーザー数(MAU)の見通しを引き下げ下落した。
マーケット終了後に携帯端末のアップル(AAPL)が発表した7-9月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、iPhone販売台数が予想に届かなかったほか、10-12月期の売上高についても弱気な見通しを示し、時間外取引で下落して推移している。
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■NY為替:米中貿易摩擦緩和への期待などでユーロ反発
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円92銭から112円61銭まで下落し、112円71銭で引けた。
10月の米ISM製造業景況指数は市場予想を下回り、ドル売りが優勢となった。
その後、トランプ米大統領が中国の習国家主席と電話協議したことを明らかにすると米中貿易摩擦深刻化への警戒感は低下し、ドル売りは一段落した。
ユーロ・ドルは、1.1385ドルから1.1424ドルまで上昇し、1.1409ドルで引けた。
ユーロ・円は、128円70銭から128円37銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2901ドルから1.3035ドルまで上昇した。
英国中央銀行は金融政策決定会合で市場の予想通り金融政策を据え置いたが、経済や雇用に楽観的な見方を示し、利上げペースが当初の予想を上回る可能性が示唆されポンド買いに拍車がかかった。
英国の欧州連合(EU)離脱に関して進展がみられたこともポンド買い材料となった。
ドル・スイスは、1.0041フランから1.0001フランまで下落した。
■NY原油:NY原油先物は大幅続落、供給不安懸念は一段と後退
1日のNY原油先物12月限は大幅続落(NYMEX原油12月限終値:63.69 ↓1.62)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比−1.62ドルの63.69ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて一時63.11ドルまで売られた。
米国株高は買い材料だが、米国内における生産増加が予想されていることやイラン産原油の部分的な輸出が予想されていることから、供給不安への懸念は一段と後退し、ポジション調整的な売りが優勢となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.81ドル +0.31ドル(+1.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.89ドル +0.23ドル(+0.50%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.97ドル +1.60ドル(+0.71%)
インテル(INTC) 48.22ドル +1.34ドル(+2.86%)
アップル(AAPL) 222.22ドル +3.36ドル(+1.54%)
アルファベット(GOOG) 1070.00ドル -6.77ドル(-0.63%)
フェイスブック(FB) 151.75ドル -0.04ドル(-0.03%)
キャタピラー(CAT) 124.70ドル +3.38ドル(+2.79%)
アルコア(AA) 36.78ドル +1.79ドル(+5.12%)
ウォルマート(WMT) 100.58ドル +0.30ドル(+0.30%)
スプリント(S) 6.28ドル +0.16ドル(+2.61%)