■オウケイウェイヴの業績動向
1. 2017年6月期第3四半期業績概要
(1) 全社
エンタープライズソリューション事業並びに多言語CRM事業の売上高は、2016年6月期から安定的な成長を遂げ、好調に推移しているソーシャルメディア事業においても、2017年6月期より販売を開始したサポート分野向けサービスの売上高が堅調に推移しているまた、新たにAIサービスにおいても売上げを計上することができたが、外的環境の影響による広告売上げの減収を吸収しきれず、連結の売上高は1,750百万円(前年同期比3.1%減)と微減であった
営業利益は50百万円(前年同期比59.3%減)と減益だが、ソーシャルメディア事業において開発投資を先行したことなどが理由であり、期首予想どおりの推移とのことである経常利益は68百万円(同45.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64百万円(同9.1%増)となっている
(2) 事業別
ソーシャルメディア事業では、一部サービスで外的環境が変化したことで売上高296百万円(前年同期比21.1%減)、セグメント損失では、事業統合により費用圧縮を実現したが、米国子会社OKWAVE INC.にて、AIなどを活用した先進的な新規サービスへの開発投資を行ったことで、60百万円(前年同期は45百万円の損失)と損失が拡大している
エンタープライズソリューション事業では、2017年6月期第3四半期は、大型イベントへの出展などのマーケティング施策等が寄与し売上高972百万円(前年同期比7.3%増)、費用見直しを行ったことでセグメント利益は502百万円(同6.7%)と、前年同期比では増収増益となっている
多言語CRM事業では、2017年6月期第3四半期は、訪日外国人客の増加や東京五輪開催決定を追い風に、地方自治体や医療分野などの案件が増加し、基幹事業である電話通訳案件が堅調に伸びたが、売上高は481百万円(前年同期比8.2%減)、不採算サービスからの撤退や費用見直しによりセグメント利益は100百万円(同34.6%増)と減収増益となっている
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
1. 2017年6月期第3四半期業績概要
(1) 全社
エンタープライズソリューション事業並びに多言語CRM事業の売上高は、2016年6月期から安定的な成長を遂げ、好調に推移しているソーシャルメディア事業においても、2017年6月期より販売を開始したサポート分野向けサービスの売上高が堅調に推移しているまた、新たにAIサービスにおいても売上げを計上することができたが、外的環境の影響による広告売上げの減収を吸収しきれず、連結の売上高は1,750百万円(前年同期比3.1%減)と微減であった
営業利益は50百万円(前年同期比59.3%減)と減益だが、ソーシャルメディア事業において開発投資を先行したことなどが理由であり、期首予想どおりの推移とのことである経常利益は68百万円(同45.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64百万円(同9.1%増)となっている
(2) 事業別
ソーシャルメディア事業では、一部サービスで外的環境が変化したことで売上高296百万円(前年同期比21.1%減)、セグメント損失では、事業統合により費用圧縮を実現したが、米国子会社OKWAVE INC.にて、AIなどを活用した先進的な新規サービスへの開発投資を行ったことで、60百万円(前年同期は45百万円の損失)と損失が拡大している
エンタープライズソリューション事業では、2017年6月期第3四半期は、大型イベントへの出展などのマーケティング施策等が寄与し売上高972百万円(前年同期比7.3%増)、費用見直しを行ったことでセグメント利益は502百万円(同6.7%)と、前年同期比では増収増益となっている
多言語CRM事業では、2017年6月期第3四半期は、訪日外国人客の増加や東京五輪開催決定を追い風に、地方自治体や医療分野などの案件が増加し、基幹事業である電話通訳案件が堅調に伸びたが、売上高は481百万円(前年同期比8.2%減)、不採算サービスからの撤退や費用見直しによりセグメント利益は100百万円(同34.6%増)と減収増益となっている
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)