■NY株式:ダウは75ドル高、ハイテク決算への期待が拡大
NYダウ ナスダック
終値 :18112.61 終値 :5011.02
前日比:+75.91 前日比:+33.73
始値 :18045.71 始値 :4992.62
高値 :18160.52 高値 :5021.19
安値 :18045.71 安値 :4989.24
15日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は75.91ドル高の18112.61、ナスダックは33.73ポイント高の5011.02で取引を終了した。
14日に発表された半導体大手インテル(INTC)の決算が好感されてハイテク株が好調となり、買いが先行。
欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を受け、欧州株が全面高となったほか、NY原油先物相場が一時6%弱上昇したこともあり、終日堅調推移となった。
ナスダック総合指数は、節目となる5000ポイントを再び上回った。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や小売が下落した。
原油相場の上昇を受け、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が堅調推移。
航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)は決算内容が好感されたほか、国際線の輸送能力を今冬に3%縮小する計画を明らかにし、上昇した。
14日に決算を発表したインテルは、売上高が市場予想をやや下振れたものの増益となり買われた。
一方で、大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は決算内容が嫌気され軟調推移。
連邦準備理事会(FRB)は15日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済は2月中旬から3月下旬にかけて大半の地区で拡大を続けたものの、ドル高や原油安、悪天候が製造業の重しになっているとの認識を示した。
(Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:ドル・円は119円14銭、米3月鉱工業生産などの下振れでドル売り加速 ドル・円は119円63銭から118円79銭まで下落し、119円14銭で引けた。
米国の4月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、3月鉱工業生産や設備稼働率が予想を下振れたことを背景に債券利回り低下に伴うドル売りが加速。
その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀報告(ベージュブック)で、大半の地域で景気が拡大していることが確認されたため利回りの低下が一服、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0577ドルから1.0703ドルまで上昇し1.0685ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は市場の予想通り定例理事会で政策金利を据え置き、ドラギECB総裁は定例記者会見で量的緩和(QE)を完全に実施する公約をする一方、「経済は2014年末以降、勢いを増した」と景気判断を上方修正したほか、「更なる預金金利の引き下げはない」と言及したためユーロのショートカバーが加速。
同時に低調な米国の経済指標を受けたドル売りも強まった。
ユーロ・円は、126円28銭から127円38銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.4743ドルから1.4853ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9761フランから0.9637フランまで下落した。
■NY原油:続伸で56.39ドル、予想を下回る米在庫増加で買い先行 NY原油は続伸(NYMEX原油5月限終値:56.39 ↑3.10)。
53.60ドルから56.69ドルまで上昇した。
この日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく下回る増加にとどまったことから、供給過剰感が後退、または、需要回復への期待により、買いが強まった。
EIA週報では、ガソリンの在庫が予想以上に減少しており、原油買いにつながったとみられる。
また、米国の製造業指標の落ち込みで、早期利上げ観測が後退してドル安傾向になり、原油の割安感が広がった面もある。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.64ドル -0.18ドル(-1.14%) モルガン・スタンレー(MS) 37.39ドル +0.55ドル(+1.49%) ゴールドマン・サックス(GS)201.10ドル +3.38ドル(+1.71%) インテル(INTC) 32.83ドル +1.34ドル(+4.26%) アップル(AAPL) 126.78ドル +0.48ドル(+0.38%) グーグル(GOOG) 532.53ドル +2.14ドル(+0.40%) フェイスブック(FB) 82.71ドル -0.81ドル(-0.97%) キャタピラー(CAT) 85.16ドル +2.16ドル(+2.60%) アルコア(AA) 13.34ドル -0.03ドル(-0.22%) ウォルマート(WMT) 79.74ドル -0.41ドル(-0.51%) スプリント(S) 5.04ドル +0.05ドル(+1.00%)
ダウ平均は75.91ドル高の18112.61、ナスダックは33.73ポイント高の5011.02で取引を終了した。
14日に発表された半導体大手インテル(INTC)の決算が好感されてハイテク株が好調となり、買いが先行。
欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を受け、欧州株が全面高となったほか、NY原油先物相場が一時6%弱上昇したこともあり、終日堅調推移となった。
ナスダック総合指数は、節目となる5000ポイントを再び上回った。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や小売が下落した。
原油相場の上昇を受け、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が堅調推移。
航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)は決算内容が好感されたほか、国際線の輸送能力を今冬に3%縮小する計画を明らかにし、上昇した。
14日に決算を発表したインテルは、売上高が市場予想をやや下振れたものの増益となり買われた。
一方で、大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は決算内容が嫌気され軟調推移。
連邦準備理事会(FRB)は15日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米経済は2月中旬から3月下旬にかけて大半の地区で拡大を続けたものの、ドル高や原油安、悪天候が製造業の重しになっているとの認識を示した。
(Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:ドル・円は119円14銭、米3月鉱工業生産などの下振れでドル売り加速 ドル・円は119円63銭から118円79銭まで下落し、119円14銭で引けた。
米国の4月NY連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、3月鉱工業生産や設備稼働率が予想を下振れたことを背景に債券利回り低下に伴うドル売りが加速。
その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀報告(ベージュブック)で、大半の地域で景気が拡大していることが確認されたため利回りの低下が一服、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0577ドルから1.0703ドルまで上昇し1.0685ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は市場の予想通り定例理事会で政策金利を据え置き、ドラギECB総裁は定例記者会見で量的緩和(QE)を完全に実施する公約をする一方、「経済は2014年末以降、勢いを増した」と景気判断を上方修正したほか、「更なる預金金利の引き下げはない」と言及したためユーロのショートカバーが加速。
同時に低調な米国の経済指標を受けたドル売りも強まった。
ユーロ・円は、126円28銭から127円38銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.4743ドルから1.4853ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9761フランから0.9637フランまで下落した。
■NY原油:続伸で56.39ドル、予想を下回る米在庫増加で買い先行 NY原油は続伸(NYMEX原油5月限終値:56.39 ↑3.10)。
53.60ドルから56.69ドルまで上昇した。
この日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想を大きく下回る増加にとどまったことから、供給過剰感が後退、または、需要回復への期待により、買いが強まった。
EIA週報では、ガソリンの在庫が予想以上に減少しており、原油買いにつながったとみられる。
また、米国の製造業指標の落ち込みで、早期利上げ観測が後退してドル安傾向になり、原油の割安感が広がった面もある。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.64ドル -0.18ドル(-1.14%) モルガン・スタンレー(MS) 37.39ドル +0.55ドル(+1.49%) ゴールドマン・サックス(GS)201.10ドル +3.38ドル(+1.71%) インテル(INTC) 32.83ドル +1.34ドル(+4.26%) アップル(AAPL) 126.78ドル +0.48ドル(+0.38%) グーグル(GOOG) 532.53ドル +2.14ドル(+0.40%) フェイスブック(FB) 82.71ドル -0.81ドル(-0.97%) キャタピラー(CAT) 85.16ドル +2.16ドル(+2.60%) アルコア(AA) 13.34ドル -0.03ドル(-0.22%) ウォルマート(WMT) 79.74ドル -0.41ドル(-0.51%) スプリント(S) 5.04ドル +0.05ドル(+1.00%)