[ニューデリー 28日 ロイター] - 中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)がインドの未公開企業、メガ・エンジニアリング・アンド・インフラストラクチャーズに対し、EVの合弁生産に向けた10億ドル規模の新たな投資計画について、棚上げにしたいと伝えたことが明らかになった。投資提案がインド政府からの厳しい審査に直面したことが背景。関係筋2人がロイターに明かした。
BYDとメガは4月、インドでEVを合弁生産する提案書を同国政府に提出。ただ、最初の審査段階で、外務省と財務省を含む3省の高官がBYDからの投資に安全保障上の懸念を示し、反対の立場を示唆したという。
BYDの幹部は先週、メガに投資を中止したい旨を伝えた。 BYDは、投資提案やインドでEVを生産する計画に関して、コメントを控えた。
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