[23日 ロイター] - 豪カンタス航空は23日、旅行需要の増加により今年度は過去最高の利益が見込めるとし、自社株買い規模を最大1億豪ドル(6783万ドル)まで引き上げたと明らかにした。
アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は「航空業界のサプライチェーンが正常な状態に戻りつつあるため、予備として確保していた航空機や乗務員の一部を当初スケジュールに戻すことができるようになった」とし「燃料価格の下落もあり、航空運賃への下押し圧力となっている」と説明した。
2023年度の税引前利益は、24億3000万─24億8000万豪ドルと予想。前年度は18億6000万豪ドルの損失だった。