[北京 12日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は未完成の住宅プロジェクトの引き渡しを支援するため、融資を継続するよう銀行を指導し、不動産開発業者の合理的な融資需要に対応する方針だ。国内経済紙の21世紀経済報道が12日に伝えた。
同紙によると、銀保監会はブリーフィングで、金融資産管理会社5社が地方政府と協力し、約2万7000戸の住宅を引き渡したと説明した。
住宅プロジェクトの遅延などに端を発する住宅ローンの支払い拒否問題は、中国不動産市場を巡るセンチメントをさらに悪化させていた。