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NYプラチナは割安感強い サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

発行済 2022-10-14 17:44
更新済 2022-10-14 18:00
© Reuters.
皆さん、こんにちは。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。
今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。


陳さんはまず、『NYプラチナは割安感強い』と述べています。


続けて、『9月米雇用統計が思いのほか良好だったことを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)は11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続となる0.75ポイントの利上げを行うとの見方が強まった』とし、『米金利とドルが上昇し、ドル建て貴金属にはマイナス要因となった。
NYプラチナは900ドルを下回ったものの、下げ幅は大きくない』と解説しています。


プラチナについて、『将来の需要をにらんで、現状の価格が割安なため、下がりにくいという面があるだろう』と見解を述べています。


次に、『欧州ではロシアのウクライナ侵攻に伴ってエネルギー危機が深刻化しているが、脱二酸化炭素という動きもあり、クリーンエネルギーとして水素エネルギーが注目されている。
水素エネルギーの生成には触媒としてプラチナが必要不可欠であり、水素エネルギーの需要拡大はプラチナの需要拡大につながる』と言及しています。


さらに、『プラチナは燃料電池車(FCV)に使われるが、中国では1000か所の水素ステーション、100万台のFCV製造を目標にしている。
欧州と中国を筆頭に水素エネルギー市場の急拡大が期待できるため、実需からすれば1000ドルに達しないプラチナ価格は割安に見えるだろう』と述べています。


また、『NYプラチナ(23年1月限)は、7月14日に808.4ドル、9月1日に801.2ドル、9月28日に827.3ドルと800ドル割れを試す展開となったが、いずれも大台は維持されて反発している。
トリプルボトムが形成されるチャートパターンになる可能性が高く、現在は底値圏にあると言えるだろう』と分析し、『プラチナは、将来の水素需要が期待されていることから、いずれ1000ドル台に上昇していくだろう』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月13日付「NYプラチナは割安感強い」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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