TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5939円(前日日中取引終値↓3円)・想定レンジ:上限5980円-下限5920円19日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は底堅く推移しそうだ。
ダウ平均が小幅続落となった後の本日の東京株式市場では、新たな手掛かり材料に乏しく、売り買い交錯しそうだ。
金先物も大きな価格変動要因が見当たらない。
ただ、新型コロナ感染再拡大や米中対立の激化、朝鮮半島の地政学リスクの高まりなど、リスクはくすぶり続けている。
週末ということもあり、こうしたリスクを回避する心理がやや高まる可能性もあり、金先物は底堅く推移しそうだ。
一方、このところ、リスクオフムードの高まりで円高・ドル安に振れ、それが金先物の上値抑制要因となる傾向が見られる。
本日もリスク回避で金先物が堅調に推移したとしても、上値は限定的となりそうだ。