[香港 17日 ロイター] - 米ヘッジファンドのシタデルが、ロンドンと香港の株式チームに業界のベテラン人材を数人起用したことが、ビジネス向け交流サイト(SNS)リンクトインに掲載された情報で分かった。同社は昨年、世界で最も利益を上げたヘッジファンドになった。
香港拠点ではライトハウス・インベストメント・パートナーズとUBSから移ってきた2人がそれぞれアジアの株式人材戦略・オペレーション担当責任者とシニアトレーダー職に就いた。
ロンドン拠点でもランズドーン・パートナーズなど外部3社からベテランの人材3人が株式アナリストやオペレーション担当幹部として加わった。
5人ともリンクトインのプロフィールを更新した。
シタデルは昨年、過去最高となる160億ドルの利益を上げ、ヘッジファンドによるこれまでの最高益も塗り替えた。旗艦ファンド「ウェリントン」のリターンはプラス38.1%となり、S&P総合500種の20%下落に比べて好調さが際立った。