【中小型株への資金流入を受けて堅調推移、SANTECなどストップ高】23日(月)
■概況■2806.36、+15.02
23日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続伸、J-Stock IndexとJASDAQ-TOP20は反発となった。
値上がり数は364、値下がり数は226、変わらずは86。
日経平均は米大統領就任式後の円高進行を嫌気して200円超の下落となったが、東証2部や新興市場の中小型株にはイベント通過で資金が向かった。
特にJASDAQ平均は上げ幅を広げる展開が続き、堅調ぶりが目立った。
◆注目銘柄◆
売買代金上位の山王 (T:3441)、フォーサイド (T:2330)、平田機工 (T:6258)、ユークス (T:4334)、タツモ (T:6266)などが上昇。
SANTEC (T:6777)は光海底ケーブル関連、アールエスシー (T:4664)は警備関連として関心が続き連日のストップ高。
ANAP (T:3189)やCAP (T:3965)もストップ高水準で取引を終えた。
また、業績予想の上昇修正などが好感されたNIC (T:5742)やゲンダイAG (T:2411)、子会社で新サービスを開始した五洋インテ (T:7519)のほか、シンクレイヤ (T:1724)、Sシャワー (T:4838)、セグエ (T:3968)が10%超の上昇となった。
一方、メガネスーパ (T:3318)、ニューフレア (T:6256)、クルーズ (T:2138)などが下落し、マクドナルド (T:2702)やIGポート (T:3791)は小安い。
また、前週末にストップ高水準まで買われていた日本ライトン (T:2703)やフジタコーポ (T:3370)が急反落し、ジャスダック下落率上位に並んだ。
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【円高の影響乏しいJASDAQ銘柄に関心が向かう】24日(火)
■概況■2816.46、+10.10
24日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続伸となった。
値上がり数は305、値下がり数は267、変わらずは107。
JASDAQ平均は高寄り後も上げ幅を広げる動きとなり、前場中頃からは高値圏でのもみ合いとなる。
円高の進行を受けて日経平均が神経質な動きとなるなか、為替の影響が乏しいJASDAQ市場に資金シフトの動きが強まる格好となった。
◆注目銘柄◆
三井倉HD (T:9302)での採用が伝わったソフィアHD (T:6942)が急伸。
アンドール (T:4640)は新CADシステム「CADSUPER 2017」発売が材料視される。
セグエ (T:3968)は株式分割実施が、ユニバーサル (T:6425)は業績上方修正がそれぞれ材料視される。
アールエスシー (T:4664)は連日のストップ高で、第一化成 (T:4235)もストップ高比例配分。
フォーサイド (T:2330)も続伸で、イマジニア (T:4644)も大幅高。
半面、山王 (T:3441)は過熱感から急反落。
アスコット (T:3264)、アエリア (T:3758)、SANTEC (T:6777)などもさえない。
JASDAQ-TOP20では、フェローテック (T:6890)、ウエストHD (T:1407)、メイコー (T:6787)などが大幅高。
一方、インフォコム (T:4348)、ベクター (T:2656)などがさえない。
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【主力大型株からの資金シフトも継続】25日(水)
■概況■2845.93、+29.47
25日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続伸となった。
値上がり数は473、値下がり数は143、変わらずは77。
JASDAQ平均は高寄りスタート後も、大引けにかけて上げ幅を広げていく動きとなった。
外部環境改善で日経平均が買い先行となったことで一段と買い安心感、その後は主力大型株の上値が重くなるなかで、短期資金の上値追いの対象は中小型株にシフトしていった。
◆注目銘柄◆
アンドール (T:4640)、第一化成 (T:4235)などが連日のストップ高。
日本サード (T:2488)は米エヌビディア社関連として買われ、日本ライトン (T:2703)は台湾ライトンに関する報道が思惑視される。
国際チャート (T:3956)は東芝のグループ再編期待が波及し、CAP (T:3965)は上場直後の高値更新で需給妙味強まる。
テリロジー (T:3356)なども強い動きに。
半面、前日にかけ急伸のソフィア (T:6942)、アールエスシー (T:4664)などは急反落。
アエリア (T:3758)は続落で、イマジニア (T:4644)も安い。
JASDAQ-TOP20では、ベクター (T:2656)、セプテーニ (T:4293)、フェローテック (T:6890)などがしっかり。
一方、マクドナルド (T:2702)、夢真HD (T:2362)がマイナスサイド。
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【買い安心感広がる、11年ぶりの高値水準に】26日(木)
■概況■2861.55、+15.62
26日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続伸となった。
値上がり数は400、値下がり数は221、変わらずは85。
JASDAQ平均は高寄り後も緩やかに上げ幅を広げる展開となる。
2015年7月の高値を更新して、2006年1月以来の高値水準となっている。
NYダウの2万ドル台乗せを背景に、株式市場全般に買い安心感が広がる格好となる。
◆注目銘柄◆
サン電子 (T:6736)が急伸、出資企業がARメガネ量産と伝わったことが材料視される。
NF回路 (T:6864)もワイヤレス給電に関心集まり急伸。
ウェッジHD (T:2388)は高値圏でのもみ合い上放れに追随買い。
第一化成 (T:4235)、日本ライトン (T:2703)は連日の急伸。
ユニバーサル (T:6425)、アスコット (T:3264)なども強い動き。
半面、日本サード (T:2488)、国際チャート (T:3956)、テリロジー (T:3356)などは反落で、イマジニア (T:4644)は続落。
セプテーニHD (T:4293)などもさえない。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック (T:6324)、セリア (T:2782)などがしっかり。
一方、セプテーニHDのほか、ベクター (T:2656)などが軟調。
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【上値重く狭いレンジでのもみ合い、週末要因や達成感で】27日(金)
■概況■2859.69、-1.86
27日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに反落となった。
値上がり数は304、値下がり数は309、変わらずは88。
JASDAQ平均は前日終値を小幅に下回る水準での狭いもみ合いが続いた。
日経平均が上値の重い動きとなったことで、週末要因による手仕舞い売り圧力、前日の一昨年高値更新による達成感が強まる形になった。
直近で人気化銘柄の下げが目立っている。
◆注目銘柄◆
NJ−HD (T:9421)が「スターオーシャン:アナムネシス」の好調を材料視で急伸。
ノムラシステム (T:3940)は堅調な業績や東証1部への昇格期待で注目されたもよう。
フジプレアム (T:4237)は東京都のLED電球普及策が伝わり関連銘柄として物色。
フォーサイド (T:2330)、IGポート (T:3791)なども大幅高でFVC (T:8462)も賑わう。
半面、前日に急伸のサン電子 (T:6736)、日本ライトン (T:2703)などは反落。
日本サード (T:2488)、テリロジー (T:3356)、山王 (T:3441)などは大幅続落。
ニューフレア (T:6256)は4-12月期決算をマイナス視。
JASDAQ-TOP20では、ウエストHD (T:1407)が強い動き。
一方、メイコー (T:6787)、アイサンテクノ (T:4667)などが軟調。
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