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再送-東京株式市場・大引け=3日ぶり反落、利食い先行後は下げ渋る

発行済 2015-03-19 16:37
© Reuters.  再送-東京株式市場・大引け=3日ぶり反落、利食い先行後は下げ渋る
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(文言を修正して再送します) [東京 19日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      19476.56 -67.92 寄り付き    19514.64 安値/高値   19312.7─19557.17

TOPIX .TOPX 終値       1575.81 -6.65 寄り付き     1581.79 安値/高値    1564.42─1585.84

東証出来高(万株) 226673 東証売買代金(億円) 29453.72

東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結 果を受けたドル安/円高の進行が重しとなったほか、短期的な過熱感が意識され、利益確 定売りに押された。もっとも下値では押し目買いなどが入り、次第に下げ幅を縮小。ドル /円 JPY=EBS が120円半ばまで値を戻したことも。株価を下支えした。

小幅安でスタートした日経平均は、需給面での安心感などを支えにプラス圏に転じ、 新高値となる1万9557円17銭まで上昇。取引時間中にドルが120円を割り込むと 先物に仕掛け的な売りが強まり、日経平均は一時231円安となった。

ただ「下がれば日銀などによる買いが期待されるほか、個人投資家の押し目買い意欲 も強い」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)との声が聞かれ、売り 一巡後は下げ幅を縮小。下値の堅さをみて、売り方も買い戻しに動いたという。

米FOMCのハト派的な内容を受けドル安に振れた為替が日本株売りのきっかけとな ったが、日本株に対する先高感は根強い。

大和証券ストラテジストの弘中孝明氏は「ドル高の方向性は変わらず、為替のサポー ト材料がはく落したわけではない。日米の金融政策の方向性の違いからバリュエーション の拡大余地は米国株より日本株の方が大きいとみられ、日本株は米国株を上回るパフォー マンスが期待できる」とみている。

個別銘柄では、シャープ 6753.T が続伸。人員削減に踏み切るとの報道を材料視した 。関係筋がロイターに述べたところによると、同社は国内外で計6000人の人員削減を 行う方針を固めた。

DeNA 2432.T は連日でストップ高比例配分。任天堂 7974.T は一時2011年4 月以来となる2万円台を回復したが、買い一巡後は利益確定売りに押された。前日に含み 益拡大への期待から買われた京都銀行 8369.T は反落した。

東証1部騰落数は、値上がり471銘柄に対し、値下がりが1283銘柄、変わらず が115銘柄だった。

(杉山容俊)

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