[16日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は軍への動員規則を改正する法案に署名し、成立させた。侵攻を続けるロシアとの戦闘で深刻な兵員不足に陥っていることに対応した。
議会のウェブサイトに公開された。正式な公開から1カ月後に発効する見通し。
男性は徴兵に関する最新データを当局に登録するよう義務付けられる。また、志願兵に支払う報酬を増やし、徴兵を逃れた場合の新たな罰則を導入する。
規則改正後に何人の動員が可能になるかは不明。兵員不足への対応としては不十分との指摘もある。
ゼレンスキー氏は今月、戦闘任務に動員できる年齢を27歳から25歳に引き下げる法案にも署名している。