健康コーポレーション {{|0:}}が制限値幅いっぱいまで上昇し、1月21日以来の年初来高値を一気に更新してきた。 ストップ高買い気配のまま、比例配分で辛うじて商いが成立している状況であり、更なる上振れが見込めそうだ。
本日は200万株超の買いを残しているため、明日も引き続き強い動きが予想される。
16日に発表した2016年3月期決算は営業利益が前期比2.4倍の50.66億円に急拡大し、2017年3月期（IFRS基準へ変更）については営業利益101.50億円と実質倍増となる見通しがポジティブサプライズとなった模様。
また、「RIZAPグループ」として純粋持株会社制への移行についても投資家の熱い関心が向かっている。
高い認知度を誇る「RIZAP」ブランドをグループの中心に据えたうえで、M&Aにより拡大したグループ各社との事業シナジーの最大化に取り組むことがより明確となったことが今後の成長の追い風として高く評価されているようだ。
さらに、第2回および第3回新株予約権の取得・消却を行うと発表し、800円、1000円で設定されていた段階的な行使価格に対する上値抵抗がクリアとなったことも株価にとっては大きなプラスとなる。
本日のストップ高を受けても今期予想PERは16.85倍と、前期のPER35.8倍から大幅に低下しているため、まだまだ株価は割安感が残されており、今後は上場来最高値の更新を狙う展開も期待される。