[東京 20日 ロイター] - 自動車部品メーカーのヨロズ (T:7294)は20日、旧村上ファンド系の投資会社レノ(東京都渋谷区)から臨時株主総会招集の請求があったと発表した。買収防衛策を株主総会の決議で廃止することができるような定款変更を議題にするよう求めている。
レノはヨロズに対し、買収防衛策の廃止を求めて株主提案していたが、ヨロズは「法的な疑義がある」として、2019年の定時株主総会の議案としないことを決定。裁判に持ち込まれたが、裁判所はヨロズ側に軍配を上げた経緯がある。
直近では、レノが7.70%、共同保有で11.25%を保有している。
ヨロズでは、請求に対する考え方・対応方針について、内容を慎重に検討の上、決定したいとしている。
(清水律子) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201120T110735+0000