[東京 11日 ロイター] - 三井住友銀行は11日、日本発の「ユニコーン企業」を創出するため、ファンドを立ち上げると発表した。ベンチャーキャピタル事業を行っているグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)とSMBCベンチャーキャピタル・マネジメントと共同で行う。投資総額は300億円を見込む。
ユニコーン企業とは、時価総額1000億円超の未上場企業。欧米に比べて日本にはユニコーン企業が少ないため、日本経済にインパクトを与える事業に挑戦するスタートアップに対し、数十億円の投資を行っていく。運用期間は7年。
三井住友フィナンシャルグループは、今回新設するファンドのほか、グループで今中計期間中に1350億円規模のリスクマネーをスタートアップに提供するとしている。