サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

北朝鮮の軍事動向、日本の安全に対し重大かつ差し迫った脅威=官房長官

発行済 2022-11-04 16:54
更新済 2022-11-04 17:01
© Reuters.  11月4日午後、松野博一官房長官(写真)は会見で、ミサイル発射を高頻度で繰り返す最近の北朝鮮の軍事的な動向は、日本の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であるとの見解を示

[東京 4日 ロイター] - 松野博一官房長官は4日午後の会見で、ミサイル発射を高頻度で繰り返す最近の北朝鮮の軍事的な動向は、日本の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であるとの見解を示した。

松野官房長官は、北朝鮮がすでに日本を射程に入れた弾道ミサイルを数百発保有し、極めて速いスピードで核・ミサイル開発を進めていると指摘。今年に入ってからかつてないほどの高い頻度でミサイル発射を繰り返し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性のあるミサイルの発射も行っており「わが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威である」と指摘した。

その上で米国などと連携しつつ警戒・監視に全力を挙げるとともに「いかなる事態においても、わが国の領土・領空・領海と国民の生命と財産を守り抜いていくため、引き続き万全を期していく」と語った。

© Reuters.  11月4日午後、松野博一官房長官(写真)は会見で、ミサイル発射を高頻度で繰り返す最近の北朝鮮の軍事的な動向は、日本の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であるとの見解を示した。昨年10月、都内で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

また、反撃能力も含め「あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、今後とも防衛力の抜本的強化に取り組んでいく」と説明した。

一方、全国瞬時警報システム(Jアラート)については、関係省庁が連携し「システム改修を含めた改善策を検討しているところである」と述べた。ただ、具体的な改善内容などは「確定していない」とした。

また、今回の北朝鮮のミサイル発射に関し、本州上空を通過していない軌道であったにもかかわらずJアラートが作動して避難を呼びかけた点も含め「課題もあると認識している」と語った。続けて「改善策を検討する中で、個々の課題については把握していくことになる」と述べた。  

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます