[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が30日発表した3月のユーロ圏の景況感指数は108.5と、前月改定値の113.9から急低下した。
ロシアのウクライナ侵攻で消費者信頼感が急激に冷え込んだ。消費者インフレ期待は過去最高となった。
ロイターがまとめた市場予想は109.0だった。
消費者信頼感指数はマイナス18.7と、前月のマイナス8.8から急低下。製造業景況感指数は10.4と、前月の14.1から低下した。小売業景況感指数も0.2と、前月の5.5から低下した。
サービス業景況感指数は14.4と、前月の12.9から唯一上昇した。
製造業販売価格期待指数は58.1と、2000年の調査開始以降で最高。前月の49.8から上昇した。消費者インフレ期待指数も59.8と、2月の37.7から急上昇し、調査開始以降で最高となった。