5日の米国長期債相場は強含み。
米国の3月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びがネガティブサプライズとなった2月分から予想以上に改善、リセッションへの懸念が緩和したものの、賃金の伸びが予想を下回ったことなどが影響した。
米3月雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比+19.6万人で、+3.3万人と低調な伸びにとどまった2月分から回復。
3月の結果は2月の雇用低迷が政府機関閉鎖や悪天候など一時的、特別要因が影響したとの見方を裏付けた。
賃金も前年比+3.2%と予想外に伸びが鈍化した。
2年債利回りは2.34%(前日比:±0bp)、10年債利回りは2.50%(同比:-2bp)、30年債利回りは2.90%(同比:-1bp)で取引を終えた。