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中国:11歳男児に耐性菌、アレルギーを風邪と間違い抗生物質を長期服用

発行済 2016-06-13 15:16
更新済 2016-06-13 15:33
中国:11歳男児に耐性菌、アレルギーを風邪と間違い抗生物質を長期服用
急性副鼻腔炎(蓄膿症)を患う11歳の男児が医者にかかったところ、抗生物質が効かない「耐性菌」に感染していたことが分かった。
両親が男児の病気を風邪と思い込み、長期に抗生物質を与え続けていたためとみられている。
福州晩報が伝えた。
副鼻腔炎による鼻水や鼻づまりといった症状は通常、セファロスポリンという抗生物質を投与すればすぐによくなる。
しかし前述の男児は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染していたため、バンコマイシンという抗生物質を使ってようやく、症状を抑えることができた。
その後の診察で、男児にはダニアレルギーが見つかっている。
両親はそのアレルギーの症状を風邪と間違えたようだ。
医者は「アレルギーを治すには時間がかかる。
布団をこまめに干し、部屋の空気の入れ替えをよく行うなど、普段の生活で気を付けることが大切」とアドバイスしている。
【亜州IR】

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