S&P500先物 2703.75(+11.50) (16:50現在)
ナスダック100先物 6967.50(+23.00) (16:50現在)
16時50分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小高く推移している。
NYダウ先物は110ドル高程度で推移。
欧州株式市場は総じて小高く推移している。
米原油先物も小高い推移となっている。
こうした流れを受け、30日の米株式市場は買い先行で始まるとみられる。
イタリアの政局不安・財政不安で今週明け28日から下げ始めた欧州株市場が反発の動きを見せていることで、イタリア問題はとりあえず相場に織り込まれ、投資家はイタリアで暫定首相が内閣を組閣できず、7月中に再選挙が実施されることになるのかどうかを見極める姿勢となり始めた可能性があるだろう。
このため、本日の米株式市場も基本的には落ち着きを取り戻し始める動きとなりそうだ。
米国の経済指標では5月のADP全米雇用報告と1-3月の実質国内総生産(GDP)改定値が発表される。
なお、イタリアで再選挙が実施されることになれば、ユーロの是非を問う国民投票になるという指摘が出ているが、財政支出の拡大を目指す極右政党と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の経済政策の是非を問うことにもなる。
上述の2政党が連立政権を樹立すれば、財政再建が喫緊の課題となっているイタリアでバラマキ的な財政支出の拡大に動くことが必至のため、財政破綻への懸念で長期金利が急騰を続けている。
財政破綻となれば、結局はこれまで以上に厳しい緊縮財政を余儀なくされることになり、イタリア国民の生活は今以上に厳しくなる。
再選挙の過程でイタリアの長期金利が急騰を続けることに不安が高まり始めるとともに、こうした厳しい現実に気づき始め、穏健派の政党支持に回るイタリア国民が増える可能性は高いだろう。
ナスダック100先物 6967.50(+23.00) (16:50現在)
16時50分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小高く推移している。
NYダウ先物は110ドル高程度で推移。
欧州株式市場は総じて小高く推移している。
米原油先物も小高い推移となっている。
こうした流れを受け、30日の米株式市場は買い先行で始まるとみられる。
イタリアの政局不安・財政不安で今週明け28日から下げ始めた欧州株市場が反発の動きを見せていることで、イタリア問題はとりあえず相場に織り込まれ、投資家はイタリアで暫定首相が内閣を組閣できず、7月中に再選挙が実施されることになるのかどうかを見極める姿勢となり始めた可能性があるだろう。
このため、本日の米株式市場も基本的には落ち着きを取り戻し始める動きとなりそうだ。
米国の経済指標では5月のADP全米雇用報告と1-3月の実質国内総生産(GDP)改定値が発表される。
なお、イタリアで再選挙が実施されることになれば、ユーロの是非を問う国民投票になるという指摘が出ているが、財政支出の拡大を目指す極右政党と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の経済政策の是非を問うことにもなる。
上述の2政党が連立政権を樹立すれば、財政再建が喫緊の課題となっているイタリアでバラマキ的な財政支出の拡大に動くことが必至のため、財政破綻への懸念で長期金利が急騰を続けている。
財政破綻となれば、結局はこれまで以上に厳しい緊縮財政を余儀なくされることになり、イタリア国民の生活は今以上に厳しくなる。
再選挙の過程でイタリアの長期金利が急騰を続けることに不安が高まり始めるとともに、こうした厳しい現実に気づき始め、穏健派の政党支持に回るイタリア国民が増える可能性は高いだろう。