以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年2月22日17時に執筆
株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。
日経平均は方向感に欠ける狭いレンジの動きが続いていますが、そろそろ前回書いたとおり2万円を目指して大きく動いてくると思います。
1万9500円付近になるとしつこく売りを出して蓋をしてくる人たちがいますが、このラインも近いうちに超えてくるでしょう。
誰が何の理由で売りを出しているかは分かりませんが、NYダウが節目の2万ドルを突破した後も出来高を伴った上昇が継続していることから、リスクオンの流れは継続中です。
特に日本株に関しては、他の株式市場に比べて出遅れていることやこれまで1万9500円で何度も押し返されてきた経緯から考えると、このラインを抜けた後はショートの買戻しも入るので一気に駆け上がっていく展開になるとみられます。
ところで、もうすぐ2月が終わりますが、3月は世界中で重要イベントが相次ぐので、その結果次第では思わぬ急落があるかもしれません。
しかし、その急落でトランプラリーが終焉するとは思っていません。
むしろその急落は絶好の買い場となると考えられます。
ですので、基本トレンドは上とみていますが、イベントの結果次第では一時的な急落もあると考られるので、その急落が来たら拾いに行くのが良いのではないかと思います。
結果次第では急落する可能性が高いと思われるイベントを以下に記述するので、3月相場を戦う上で頭に入れておくのがいいでしょう。
3月15日 オランダ総選挙
3月15日 FOMC結果、イエレン議長の記者会見有り
米国債務上限問題の期限
3月中 イギリスがEU基本条約(リスボン条約)第50条を発動し離脱手続きを開始
まずオランダの総選挙についてですが、今年は欧州で総選挙が相次ぐ年となっています。
その先陣を切るのがオランダになります。
去年のイギリスのEU離脱決定を受けて、EU各国で極右・極左政党の支持率が急速に上がっています。
オランダでも極右政党である自由党の支持率が高まっており、政権与党の自由民主国民党と並ぶ勢いとなっています。
この投票で自由党から首相が選ばれれば国民投票でEU離脱を問うと主張しているため、市場は警戒してくるでしょう。
また4月にはフランスで大統領選もあるので、それに対する影響も大きくなることが考えられます。
次は米国です。
まず3月15日のFOMCでFRBが利上げしてくるかどうかが注目されるでしょう。
直近の米国の経済指標は良好なものが多く、トランプ氏の政策期待からインフレ圧力も高まっているのでどう動くのかに注目が集まります。
また同じ日に米国債務上限の期限が来ます。
2015年には米国がデフォルトするかもしれないという問題が発生し、市場が大きく動揺した経緯があります。
結局当時のオバマ政権と議会で合意した期限付きの債務上限引き上げを盛り込んだ予算法案が可決されましたが、その期限が2017年3月15日になります。
トランプ大統領がうまく合意を得られるのかどうかに注目が集まるでしょう。
しかし、一部では意図的に米国債の一部をデフォルトさせるのではといった報道もあり、これも大きなリスクとなる可能性があります。
米国債の保有額1位が日本、2位が中国となっており、通商交渉の道具としてデフォルトさせるのではないかとみられているようです。
イギリスのEU離脱手続き開始に関してはそこまで大きく注目されないでしょうが、頭に入れておいた方がいいかと思います。
個人的にリスクとして考えている重要イベントは以上になりますが、結果がどうであれトランプラリーが終わるとは思っていないので、押したところは積極的に拾いにいくつもりです。
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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年2月22日17時に執筆
株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。
日経平均は方向感に欠ける狭いレンジの動きが続いていますが、そろそろ前回書いたとおり2万円を目指して大きく動いてくると思います。
1万9500円付近になるとしつこく売りを出して蓋をしてくる人たちがいますが、このラインも近いうちに超えてくるでしょう。
誰が何の理由で売りを出しているかは分かりませんが、NYダウが節目の2万ドルを突破した後も出来高を伴った上昇が継続していることから、リスクオンの流れは継続中です。
特に日本株に関しては、他の株式市場に比べて出遅れていることやこれまで1万9500円で何度も押し返されてきた経緯から考えると、このラインを抜けた後はショートの買戻しも入るので一気に駆け上がっていく展開になるとみられます。
ところで、もうすぐ2月が終わりますが、3月は世界中で重要イベントが相次ぐので、その結果次第では思わぬ急落があるかもしれません。
しかし、その急落でトランプラリーが終焉するとは思っていません。
むしろその急落は絶好の買い場となると考えられます。
ですので、基本トレンドは上とみていますが、イベントの結果次第では一時的な急落もあると考られるので、その急落が来たら拾いに行くのが良いのではないかと思います。
結果次第では急落する可能性が高いと思われるイベントを以下に記述するので、3月相場を戦う上で頭に入れておくのがいいでしょう。
3月15日 オランダ総選挙
3月15日 FOMC結果、イエレン議長の記者会見有り
米国債務上限問題の期限
3月中 イギリスがEU基本条約(リスボン条約)第50条を発動し離脱手続きを開始
まずオランダの総選挙についてですが、今年は欧州で総選挙が相次ぐ年となっています。
その先陣を切るのがオランダになります。
去年のイギリスのEU離脱決定を受けて、EU各国で極右・極左政党の支持率が急速に上がっています。
オランダでも極右政党である自由党の支持率が高まっており、政権与党の自由民主国民党と並ぶ勢いとなっています。
この投票で自由党から首相が選ばれれば国民投票でEU離脱を問うと主張しているため、市場は警戒してくるでしょう。
また4月にはフランスで大統領選もあるので、それに対する影響も大きくなることが考えられます。
次は米国です。
まず3月15日のFOMCでFRBが利上げしてくるかどうかが注目されるでしょう。
直近の米国の経済指標は良好なものが多く、トランプ氏の政策期待からインフレ圧力も高まっているのでどう動くのかに注目が集まります。
また同じ日に米国債務上限の期限が来ます。
2015年には米国がデフォルトするかもしれないという問題が発生し、市場が大きく動揺した経緯があります。
結局当時のオバマ政権と議会で合意した期限付きの債務上限引き上げを盛り込んだ予算法案が可決されましたが、その期限が2017年3月15日になります。
トランプ大統領がうまく合意を得られるのかどうかに注目が集まるでしょう。
しかし、一部では意図的に米国債の一部をデフォルトさせるのではといった報道もあり、これも大きなリスクとなる可能性があります。
米国債の保有額1位が日本、2位が中国となっており、通商交渉の道具としてデフォルトさせるのではないかとみられているようです。
イギリスのEU離脱手続き開始に関してはそこまで大きく注目されないでしょうが、頭に入れておいた方がいいかと思います。
個人的にリスクとして考えている重要イベントは以上になりますが、結果がどうであれトランプラリーが終わるとは思っていないので、押したところは積極的に拾いにいくつもりです。
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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記