■NY株式:ダウは72ドル安、大統領就任を控え様子見ムード
NYダウ ナスダック
終値:19732.40 終値:5540.08
前日比:-72.32 前日比:-15.57
始値:19813.55 始値:5560.61
高値:19824.14 高値:5571.53
安値:19677.94 安値:5528.37
19日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は72.32ドル安の19732.40、ナスダックは15.57ポイント安の5540.08で取引を終了した。
12月住宅着工・建設許可件数が堅調な内容となったほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行。
明日にトランプ次期大統領の就任式を控えて、ムニューチン財務長官候補など、複数の閣僚就任を巡る公聴会の動向を見極めたいとの思惑もあり、その後は軟調推移となった。
セクター別では、運輸や電気通信サービスが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
鉄道のCSX(CSX)は、同業カナディアン・パシフィック鉄道(CP)のCEOが退職し、アクティビスト(物言う株主)と米鉄道の再編に介入することが明らかとなり、大幅上昇。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、決算で契約者数が予想を大きく上回る増加となり堅調推移。
一方で、エネルギー大手エクソン・モービル(XOM)、飲料メーカーのコカコーラ(KO)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。
ITサービスのIBM(IBM)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米国株安を意識してドルは上げ渋る
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円52銭から115円62銭まで上昇し、114円86銭で引けた。
この日発表された12月の米住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが市場予想を上回り、年内利上げを織り込むドル買いが観測されたが、米国株の下落を嫌ってドルの上げ幅は縮小した。
ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0589ドルまで下落し、1.0664ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は19日に開いた理事会で、QEプログラムによる資産購入を今年3月末まで月額800億ユーロ規模で継続し、4月から年末まで月額600億ユーロの購入で延長する方針を再確認した。
ドラギECB総裁は、景気見通しリスクは依然下向きで緩和策を維持する必要があると指摘し、ユーロ売りが加速した。
ユーロ・円は、121円85銭へ下落後、122円75銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.2278ドルから1.2341ドルまで戻した。
ドル・スイスは、1.0122フランまで買われた後に1.0050フランまで反落した。
■NY原油:反発で51.37ドル、IEA月報を材料視した格好に
NY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:51.37↑0.29)。
51.02ドルから51.87ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
国際エネルギー機関(IEA)発表した月報では、石油輸出国機構(OPEC)16年12月に生産を前月から減らしており、17年1月には減産ペースが加速する可能性があると指摘。
この内容を受けて、需給面を材料とした買いが入った。
一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した米石油在庫統計では、原油在庫の増加幅が市場予想を上回る格好に。
米国での需給の緩みが重しとなり上値は限定的となった。
チャートでは、25日移動平均線(52.5ドル水準)を割り込んでいる。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げる展開だが、上値はやや重くなっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.53ドル -0.10ドル(-0.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.45ドル -0.41ドル(-0.96%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.41ドル -2.88ドル(-1.23%)
インテル(INTC) 36.57ドル -0.19ドル(-0.52%)
アップル(AAPL) 119.78ドル -0.21ドル(-0.18%)
アルファベット(GOOG) 802.17ドル -3.90ドル(-0.48%)
フェイスブック(FB) 127.55ドル -0.37ドル(-0.29%)
キャタピラー(CAT) 93.38ドル +0.05ドル(+0.05%)
アルコア(AA) 35.42ドル +0.61ドル(+1.75%)
ウォルマート(WMT) 67.62ドル -0.49ドル(-0.72%)
スプリント(S) 8.97ドル +0.24ドル(+2.75%)
NYダウ ナスダック
終値:19732.40 終値:5540.08
前日比:-72.32 前日比:-15.57
始値:19813.55 始値:5560.61
高値:19824.14 高値:5571.53
安値:19677.94 安値:5528.37
19日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は72.32ドル安の19732.40、ナスダックは15.57ポイント安の5540.08で取引を終了した。
12月住宅着工・建設許可件数が堅調な内容となったほか、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことが好感され、買いが先行。
明日にトランプ次期大統領の就任式を控えて、ムニューチン財務長官候補など、複数の閣僚就任を巡る公聴会の動向を見極めたいとの思惑もあり、その後は軟調推移となった。
セクター別では、運輸や電気通信サービスが上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。
鉄道のCSX(CSX)は、同業カナディアン・パシフィック鉄道(CP)のCEOが退職し、アクティビスト(物言う株主)と米鉄道の再編に介入することが明らかとなり、大幅上昇。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は、決算で契約者数が予想を大きく上回る増加となり堅調推移。
一方で、エネルギー大手エクソン・モービル(XOM)、飲料メーカーのコカコーラ(KO)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。
ITサービスのIBM(IBM)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米国株安を意識してドルは上げ渋る
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円52銭から115円62銭まで上昇し、114円86銭で引けた。
この日発表された12月の米住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数などが市場予想を上回り、年内利上げを織り込むドル買いが観測されたが、米国株の下落を嫌ってドルの上げ幅は縮小した。
ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0589ドルまで下落し、1.0664ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は19日に開いた理事会で、QEプログラムによる資産購入を今年3月末まで月額800億ユーロ規模で継続し、4月から年末まで月額600億ユーロの購入で延長する方針を再確認した。
ドラギECB総裁は、景気見通しリスクは依然下向きで緩和策を維持する必要があると指摘し、ユーロ売りが加速した。
ユーロ・円は、121円85銭へ下落後、122円75銭へ上昇。
ポンド・ドルは、1.2278ドルから1.2341ドルまで戻した。
ドル・スイスは、1.0122フランまで買われた後に1.0050フランまで反落した。
■NY原油:反発で51.37ドル、IEA月報を材料視した格好に
NY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:51.37↑0.29)。
51.02ドルから51.87ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
国際エネルギー機関(IEA)発表した月報では、石油輸出国機構(OPEC)16年12月に生産を前月から減らしており、17年1月には減産ペースが加速する可能性があると指摘。
この内容を受けて、需給面を材料とした買いが入った。
一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した米石油在庫統計では、原油在庫の増加幅が市場予想を上回る格好に。
米国での需給の緩みが重しとなり上値は限定的となった。
チャートでは、25日移動平均線(52.5ドル水準)を割り込んでいる。
11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げる展開だが、上値はやや重くなっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 22.53ドル -0.10ドル(-0.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.45ドル -0.41ドル(-0.96%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.41ドル -2.88ドル(-1.23%)
インテル(INTC) 36.57ドル -0.19ドル(-0.52%)
アップル(AAPL) 119.78ドル -0.21ドル(-0.18%)
アルファベット(GOOG) 802.17ドル -3.90ドル(-0.48%)
フェイスブック(FB) 127.55ドル -0.37ドル(-0.29%)
キャタピラー(CAT) 93.38ドル +0.05ドル(+0.05%)
アルコア(AA) 35.42ドル +0.61ドル(+1.75%)
ウォルマート(WMT) 67.62ドル -0.49ドル(-0.72%)
スプリント(S) 8.97ドル +0.24ドル(+2.75%)