サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

米中貿易摩擦はこれからどうなるの? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

発行済 2018-09-14 09:44
更新済 2018-09-14 10:00
米中貿易摩擦はこれからどうなるの? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
アメリカ発の貿易問題が長期化の様相を呈していますね。
なかでも米中貿易摩擦懸念が根強く、トランプ米大統領が中国の2000億ドル相当の製品に加えて、2670億ドル相当の製品への追加関税を課す姿勢が明らかとなったことが相場の重しとなっています。
では、今後米中の貿易における関係性はどうなっていくのでしょうか?

今回は、気になる米中貿易摩擦の見通しについてのレポートをご紹介します。


アメリカが中国に対して新たに2670億ドル相当の製品への追加関税を課す準備はできていると伝えられたことについて、松永さんのレポートでは、『それに対して中国外務省は9月10日、米国が更なる関税を実施すれば、中国としても対米報復関税を発動すると述べております。
そしてトランプ大統領は9月11日、「中国との貿易問題に対して米国は強硬な姿勢を崩さない」と表明しました』と報復合戦が続くことを伝えています。


加えて、『それに対して中国政府は9月11日、米国が世界貿易機関(WTO)の判断を順守していないとして、米国に報復するための許可を月内にWTOに求める方針を明らかにしました』と説明しています。


米中の報復関税合戦がどのくらいの規模かということについては、アメリカの対中制裁関税の2000億ドルと2670億ドルを足すと、『すべての中国製品に制裁関税を課す計算となります』と分析。
また、中国の対米報復関税ですでに実施された340億ドルと160億ドルに、今回実施するといわれている600億ドル相当を足すと『米国製品の約85%に報復関税を課す計算となります』と指摘しています。


そして、今後の見通しについて『トランプ大統領が昨夜、「中国との貿易問題に対して米国は強硬な姿勢を崩さない」と表明しており、米中貿易摩擦が更に強まることは避けられないと考えるべきかもしれません。
米国と中国が共に更なる関税引き上げに動けば、米国経済や中国経済をかなり圧迫することになります』との見解を示しており、『米中貿易摩擦が更に強まれば、米国株安を中心としたリスクオフの流れが強まることも十分考えられます』と考察しています。


最後に、『ここは、リスクオフの流れに警戒する局面となりそうです』とまとめています。


参考にしてみてくださいね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月12日付「米中貿易摩擦の見通し」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。


フィスコマーケットレポーター 三井智映子


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます