外為市場では米5月の雇用統計が予想を上振れドル買いが加速した。 ドル・円は124円71銭から125円73銭へ急伸。
ユーロ・ドルは1.1276ドルから1.1075ドルへ急落した。
米10年債利回りは2.435％まで上昇。
米労働省が発表した雇用統計で失業率は5.5％と、予想外に4月の5.4％から上昇。
ただ、失業率の上昇は労働参加者が増加したためと好感された。
労働参加率は62.9％と、4月の62.8％から上昇。
非農業部門雇用者数は前月比+28万人と、市場予想の+22.6万人を上回り年初来で最大の伸びとなった。
平均時給も前月比で+0.3％、前年比で+2.3％と、それぞれ予想を上振れた。
前年比での上昇率は2013年8月来で最大となった。
[経済指標] ・米・5月失業率：5.5％（予想：5.4％、4月：5.4％） ・米・5月非農業部門雇用者数：前月比+28万人（予想：+22.6万人、4月：+22.1万人←+22.3万人） ・米・5月平均時給：前月比+0.3％、前年比+2.3％（予想：+0.2％、+2.2％、4月：+0.1％、+2.2％） ・米・5月労働参加率：62.9％（4月：62.8％） ・米・5月不完全雇用率：10.8％（4月：10.8％） ・米・5月週平均労働時間：34.5（予想：34.5、4月：34.5）