[日本インタビュ新聞社] - ■2回目は今年11月の予定などとし株価材料として期待持続の見方
Delta-Fly Pharma<4598>(東証グロース)は7月5日の後場寄り後に6%高の1003円(56円高)をつけ、4日続伸基調となって日々次第に上げ幅を拡げながら出直りを続けている。6月30日付で、難治性又は再発の急性骨髄性白血病の患者を対象に米国で実施中の『DFP10917』の臨床第3相比較試験の中間解析の取り組みについて開示し、「データ集計を2回に分け、第1回目は本年7月に実施」などとしたことに注目と期待が集まっているようだ。
発表によると、第1回目のデータ集計の結果は本年12月にサンディエゴで開催のASH(米国血液学会)において公表する予定。また、第2回目のデータ集計は今年11月に実施し、集計結果を来年(2024年)6月にシカゴで開催のASCO(米国臨床腫瘍学会)において、当該学会に採択され次第、公表する予定とした。株価材料として見ると、来年6月にかけて期待や思惑の膨らむ場面が増えるとして注目を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)