米国株式相場は下落。
ダウ平均は128.99ドル安の27140.98、ナスダックは82.96ポイント安の8238.54で取引を終了した。
複数の主要企業決算が嫌気され、売りが先行し終日軟調推移となった。
欧州中央銀行(ECB)理事会で利下げ見通しが示されたものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、電気通信サービスや耐久消費財・アパレルが上昇する一方で自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が下落した。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、予想より大幅な赤字決算となり大幅下落。
自動車大手のフォード(F)や汎用化学品事業のダウ(DOW)は、決算内容が予想を下回り軟調推移。
決済サービスのペイパル(PYPL)は、軟調な業績見通しが嫌気され下落。
航空機大手のボーイング(BA)は、旅客機「737 MAX」の運航停止が長期化する場合、同機種の生産停止の可能性を示唆し売られた。
検索大手のアルファベット(GOOGL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表し、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC