飯野海運 (T:9119)は4月28日、2017年3月期(16年4月-17年3月)連結決算を発表。
売上高が前期比12.2%減の833.20億円、営業利益が同18.8%減の65.91億円、経常利益が同33.3%減の51.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%増の38.85億円だった。
セグメント別にみると、外航海運業の売上高は前期比13.5%減の625.72億円、営業利益は同30.3%減の26.26億円となった。
オイルタンカーにおいては支配船腹を長期契約に、大型ガスキャリアにおいてはLPGキャリアおよびLNGキャリアともに既存の中長期契約に継続投入することで、安定収益を確保した。
ケミカルタンカーにおいては、主要航路である中東からアジア及び欧州向け輸送について高稼働を維持し、東アジア、東南アジアからインド、パキスタン向け輸送についても既存契約に加え、スポット貨物を積極的に取り込み、稼働を向上させた。
しかし、為替の円高や市況下落の影響を避けることはできなかった。
ドライバルクキャリアのうち、石炭専用船とチップ専用船は順調に稼働したが、構造改革の一環として、大型船の不採算船処分及び未竣工船の譲渡を実施。
ハンディ船については、効率的な配船・運航に加え、市況回復により採算は改善したが、本格的な回復には至らず、定期用船中の船舶を船主に返船。
一方で、3月には運航効率に優れたハンディ船1隻が竣工した。
内航・近海海運業の売上高は同9.7%減の85.14億円、営業利益は同50.5%減の1.80億円となった。
内航ガス輸送においては、市況が堅調に推移し、効率的な配船に加え、石油化学ガスの中長期契約を中心に安定的な稼働を確保した。
近海ガス輸送は市況が底を打ったものの本格的な収益回復には至らなかった。
不動産業の売上高は同6.3%減の123.14億円、営業利益は同5.0%減の37.86億円。
飯野ビルディングを始め所有する賃貸ビルが概ね順調に稼働した。
18年3月期通期については、売上高は800.00億円(前期比4.0%減)、営業利益は50.00億円(同24.1%減)、経常利益は40.00億円(同21.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は37.00億円(同4.8%減)と計画している。
売上高が前期比12.2%減の833.20億円、営業利益が同18.8%減の65.91億円、経常利益が同33.3%減の51.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.2%増の38.85億円だった。
セグメント別にみると、外航海運業の売上高は前期比13.5%減の625.72億円、営業利益は同30.3%減の26.26億円となった。
オイルタンカーにおいては支配船腹を長期契約に、大型ガスキャリアにおいてはLPGキャリアおよびLNGキャリアともに既存の中長期契約に継続投入することで、安定収益を確保した。
ケミカルタンカーにおいては、主要航路である中東からアジア及び欧州向け輸送について高稼働を維持し、東アジア、東南アジアからインド、パキスタン向け輸送についても既存契約に加え、スポット貨物を積極的に取り込み、稼働を向上させた。
しかし、為替の円高や市況下落の影響を避けることはできなかった。
ドライバルクキャリアのうち、石炭専用船とチップ専用船は順調に稼働したが、構造改革の一環として、大型船の不採算船処分及び未竣工船の譲渡を実施。
ハンディ船については、効率的な配船・運航に加え、市況回復により採算は改善したが、本格的な回復には至らず、定期用船中の船舶を船主に返船。
一方で、3月には運航効率に優れたハンディ船1隻が竣工した。
内航・近海海運業の売上高は同9.7%減の85.14億円、営業利益は同50.5%減の1.80億円となった。
内航ガス輸送においては、市況が堅調に推移し、効率的な配船に加え、石油化学ガスの中長期契約を中心に安定的な稼働を確保した。
近海ガス輸送は市況が底を打ったものの本格的な収益回復には至らなかった。
不動産業の売上高は同6.3%減の123.14億円、営業利益は同5.0%減の37.86億円。
飯野ビルディングを始め所有する賃貸ビルが概ね順調に稼働した。
18年3月期通期については、売上高は800.00億円(前期比4.0%減)、営業利益は50.00億円(同24.1%減)、経常利益は40.00億円(同21.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は37.00億円(同4.8%減)と計画している。