■業績動向
アイビーシー {{|0:}}の2015年9月期業績(非連結)は、売上高が2014年9月期比21.1%増の977百万円、営業利益が同47.8%増の319百万円、経常利益が同35.0%増の301百万円、当期純利益が同36.4%増の182百万円だった。
4期連続の増収増益で、各段階利益は2015年9月IPO時に公表した業績予想を大幅に上回った。
配当は、事業拡大のための新規投資などに充当するため無配とした。
売上高の内訳はライセンス販売が同20.6%増の801百万円、サービスの提供が同56.7%増の119百万円、その他物販が同15.4%減の56百万円だった。
パートナー企業との連携強化も奏功して収益の柱であるライセンス販売が好調に推移した。
利益面では人件費などが増加したが、ライセンス販売の売上総利益率が想定以上となり、サービス提供にかかる労務費が想定以下となったことも寄与して大幅増益だった。
売上総利益率は89.5%で同4.1ポイント上昇、販管費比率は56.8%で同1.8ポイント低下、売上高営業利益率は32.7%で同5.9ポイント上昇した。
また営業外費用では、マザーズ市場上場に伴い、株式交付費6百万円、株式公開費用9百万円を計上した。
なおROEは23.9%で同21.0ポイント低下、自己資本比率は78.8%で同27.2ポイント上昇した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
4期連続の増収増益で、各段階利益は2015年9月IPO時に公表した業績予想を大幅に上回った。
配当は、事業拡大のための新規投資などに充当するため無配とした。
売上高の内訳はライセンス販売が同20.6%増の801百万円、サービスの提供が同56.7%増の119百万円、その他物販が同15.4%減の56百万円だった。
パートナー企業との連携強化も奏功して収益の柱であるライセンス販売が好調に推移した。
利益面では人件費などが増加したが、ライセンス販売の売上総利益率が想定以上となり、サービス提供にかかる労務費が想定以下となったことも寄与して大幅増益だった。
売上総利益率は89.5%で同4.1ポイント上昇、販管費比率は56.8%で同1.8ポイント低下、売上高営業利益率は32.7%で同5.9ポイント上昇した。
また営業外費用では、マザーズ市場上場に伴い、株式交付費6百万円、株式公開費用9百万円を計上した。
なおROEは23.9%で同21.0ポイント低下、自己資本比率は78.8%で同27.2ポイント上昇した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)