■業績動向
(2)市場環境
ユー・エス・エス (TOKYO:4732)の2015年3月期の市場環境を見ると、新車登録台数に関しては消費税増税後の反動減が長引いたことで、前期比6.9%減の529万台と4期ぶりに減少に転じた。
ただ、2年前の水準は上回っており、駆け込み需要の影響を除けば堅調に推移したとも言える。
また、中古車登録台数も消費税増税の影響を受け、同5.6%減の670万台と4期ぶりの減少に転じている。
一方、中古車輸出台数については円安を背景に、アフリカやアジア新興国向けに需要が拡大しており、前期比8.7%増の130万台と5期連続で増加した。
こうしたなかで、中古車オークション市場全体の出品台数は、前期比0.5%増の726万台、成約台数は同0.4%減の451万台といずれも前期並みの水準となった。
成約台数に関しては、国内需要が減少した一方で、輸出業者向けが好調に推移した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
ただ、2年前の水準は上回っており、駆け込み需要の影響を除けば堅調に推移したとも言える。
また、中古車登録台数も消費税増税の影響を受け、同5.6%減の670万台と4期ぶりの減少に転じている。
一方、中古車輸出台数については円安を背景に、アフリカやアジア新興国向けに需要が拡大しており、前期比8.7%増の130万台と5期連続で増加した。
こうしたなかで、中古車オークション市場全体の出品台数は、前期比0.5%増の726万台、成約台数は同0.4%減の451万台といずれも前期並みの水準となった。
成約台数に関しては、国内需要が減少した一方で、輸出業者向けが好調に推移した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)