10日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比4.88ポイント(0.14%)高の3432.67ポイントと5日続伸し、2015年12月以来、終値ベースで約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
上海A株指数も上昇し、5.11ポイント(0.14%)高の3594.97ポイントで取引を終えている。
政策などを追い風に保険株が上昇し、全体相場をけん引した。
高値警戒感から指数は利食い売り先行で始まったものの、後場にはプラス圏に浮上している。
インターネット通販の一大商戦日である「シングルデー」を翌日に控え、消費関連株などが買われたことも相場を支えた。
保険株をめぐっては、足元の株式市場の好調が支援材料。
投資収益の増加が意識された。
また、中国政府が9日、金融業界の外資参入規制を緩和する方針を示したことも追い風。
市場関係者の間では、「規制緩和によって中国保険市場の構造改革が進み、国内外の保険会社による優位性補完が期待できる」との声が聞かれた。
個別では、新華人寿保険(601336/SH)が8.9%高、中国平安保険(601318/SH)が5.4%高、中国人寿保険(601628/HK)が3.8%高と軒並み大きく上昇した。
「シングルデー」関連では、家電が高い。
四川長虹(600839/SH)が2.1%高、青島海爾(600690/SH)が1.3%高で引けた。
また、白酒メーカーの貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)も4.3%高の677.95人民元で引け、今月6日に付けた上場来高値を切り上げている。
同社をめぐっては、「シングルデー」を控えた予約の段階で販売好調が伝わっていた。
外貨建てB株相場も値上がり。
上海B株指数が0.57ポイント(0.16%)高の352.84ポイント、深センB株指数が3.97ポイント(0.32%)高の1242.07ポイントで終了した。
【亜州IR】
主要指標の上海総合指数は、前日比4.88ポイント(0.14%)高の3432.67ポイントと5日続伸し、2015年12月以来、終値ベースで約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
上海A株指数も上昇し、5.11ポイント(0.14%)高の3594.97ポイントで取引を終えている。
政策などを追い風に保険株が上昇し、全体相場をけん引した。
高値警戒感から指数は利食い売り先行で始まったものの、後場にはプラス圏に浮上している。
インターネット通販の一大商戦日である「シングルデー」を翌日に控え、消費関連株などが買われたことも相場を支えた。
保険株をめぐっては、足元の株式市場の好調が支援材料。
投資収益の増加が意識された。
また、中国政府が9日、金融業界の外資参入規制を緩和する方針を示したことも追い風。
市場関係者の間では、「規制緩和によって中国保険市場の構造改革が進み、国内外の保険会社による優位性補完が期待できる」との声が聞かれた。
個別では、新華人寿保険(601336/SH)が8.9%高、中国平安保険(601318/SH)が5.4%高、中国人寿保険(601628/HK)が3.8%高と軒並み大きく上昇した。
「シングルデー」関連では、家電が高い。
四川長虹(600839/SH)が2.1%高、青島海爾(600690/SH)が1.3%高で引けた。
また、白酒メーカーの貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)も4.3%高の677.95人民元で引け、今月6日に付けた上場来高値を切り上げている。
同社をめぐっては、「シングルデー」を控えた予約の段階で販売好調が伝わっていた。
外貨建てB株相場も値上がり。
上海B株指数が0.57ポイント(0.16%)高の352.84ポイント、深センB株指数が3.97ポイント(0.32%)高の1242.07ポイントで終了した。
【亜州IR】