[16日 ロイター] - 中国のアリババ・グループ・ホールディング (N:BABA)は、同国の電子商取引会社、考拉海購(カオラ)を現金20億ドルで買収することで合意した。
中国誌「財新」が16日、報じた。
カオラは中国のインターネットサービス会社、網易(ネットイース) (O:NTES)の傘下企業で、衣料品や家庭用品などを扱う。コンサルティング会社アイアイ・メディアのリポートによると、海外からの輸入品に的を絞った通販サイトとしては中国最大。
アリババとネットイースのコメントはとれていない。
中国の経済誌「財経」は今年2月、米アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)の中国合弁会社がカオラとの統合を協議していると報じていた。