[北京 10日 ロイター] - 中国外務省の耿爽報道官は10日、中国政府は米国に対して、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]などの中国企業に不当な圧力をかけることを止めるよう要請してきたと述べた。定例会見で語った。
トランプ米政権は今年5月、ファーウェイを安全保障上の懸念がある企業を列挙したリストに追加し、同社に対する事実上の禁輸措置を決定したが、9日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の報道によると、米政府は、ファーウェイに対して機密性の低い製品を供給することを一部の米企業に認めるライセンスを近く発行する見込み、という。
中国外務省報道官はまた、中国西部におけるウイグル族を含むイスラム教徒に対する中国の扱いを「大規模な人権侵害」と批判したポンペオ米国務長官のコメントについて、中国に対する中傷として反発した。