[ワシントン 7日 ロイター] - 米携帯電話大手TモバイルUS (O:TMUS)のレジャー最高経営責任者(CEO)は7日、合併合意の延長を巡り同業スプリント (N:S)と協議していることを認めた上で、260億ドル規模の買収額の引き下げ要請について排除しなかった。
従来の合併合意の有効期限は前週までだった。
2018年春に発表されたTモバイルとスプリントの合併は米司法省や米連邦通信委員会(FCC)からの承認を得たが、複数の州が合併阻止を求めて訴訟を起こしている。
レジャーCEOは期限延長の有無や延長期間、条件などを巡り協議していると指摘。「話し合いは非友好的なものではない」としたが、合意に達する時期については言及しなかった。また双方とも物別れになることは想定していないとした。
スプリントの広報担当は電子メールで「Tモバイルとの合併完了に引き続き取り組む」と述べた。
レジャーCEOはまた12月6日に第5世代移動通信網(5G)サービスの開始を計画していると語った。