[21日 ロイター] - 米マイクロソフトは21日、米政府が同社に対して中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)向けのソフトウエア輸出を許可したと発表した。
マイクロソフトの広報担当者はロイターに電子メールで「米商務省は11月20日、大衆市場向けソフトウエアを華為技術に輸出する当社のライセンス申請を承認した」と説明した。
米政府は20日、一部企業に華為技術向けの輸出再開を認めると発表。米商務省は一部企業に華為技術への輸出ライセンスの発行を開始したと認めた。
商務省によると、これまでに約300件のライセンス申請を受理し、その約半分を処理した。そのうち約半分(全体の約4分の1)が承認され、残りは却下されたという。具体的にどの製品が華為への輸出を認められたかは、明らかではない。
事情に詳しい関係者は20日、一部の携帯電話部品や非電子部品の申請が承認されたと話した。