[ワシントン 20日 ロイター] - 米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)の当局者は、ハンドルなどドライバーによる制御機能を持たないい自動運転車の公道走行の実現を求めていた米ゼネラル・モーターズ(GM) (N:GM)の嘆願書について、近く決定を下す見通しであると述べた。ロイターの取材に答えた。
GMは2018年1月、自動運転車の公道走行が可能にするため、自動車に関する安全規則の適用を一時的に免除するようNHTSAに求める嘆願書を出していた。[nL4N1WL06Z]
GMだけでなく、ソフトバンクグループ (T:9984)が出資するニューロも嘆願書を出しており、NHTSA局長代行のオーエンズ氏は、それらについて間もなく判断が決まると語った。
政府当局者によると、GMのバーラ最高経営責任者(CEO)とチャオ運輸長官は先週会談し、申請について協議したが、技術面での作業が多く残っているという。
GMは当初、2019年中に自動運転車の公道走行認可を取得することを目指していた。ただ今年7月、技術的な試験などをさらに行う必要があるとして商用化は当初予定よりも遅れると明らかにした。