[4日 ロイター] - 米半導体大手ブロードコム (O:AVGO)が4日発表した第3・四半期(8月2日まで)の売上高見通しレンジの中間点は市場予想を若干下回った。新型コロナウイルス感染拡大による供給網の分断が半導体事業に悪影響を及ぼしている。
売上高見通しは57億5000万ドルを中心に上下1億5000万ドルの範囲になると見込む。リフィニティブ/IBESがまとめたアナリストの予想平均は57億9000万ドル。
第2・四半期(5月3日終了)の売上高は4%増の57億4000万ドルと、アナリスト予想平均の56億9000万ドルを上回った。新型コロナの影響で在宅勤務者が増えるなか、データセンター向け半導体への需要が伸びた。
ホック・タン最高経営責任者(CEO)はクラウドサービスや通信会社、法人顧客向け半導体の需要急増を業績見通しに踏まえたと述べた。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20200604T222441+0000