[5日 ロイター] - 中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は5日、11月の米大統領選を控え、偽情報を制限するポリシーを強化すると明らかにした。
ティックトックは、「外国からの影響」回避に向けて米国土安全保障省の専門家と連携しているほか、選挙に絡む偽情報の可能性を検証するため、ポリティファクトやリード・ストーリーズなどとの提携を拡大する方針を示した。
同社のプラットフォーム上では政治広告の掲載は禁止されている。
ティックトックを巡っては、議会やトランプ政権が国家安全保障を巡る懸念を表明。これまでにマイクロソフト (O:MSFT)がティックトックの米事業買収で交渉を進めているが、トランプ大統領は今週、買収合意が成立しなければ9月15日付で運営を禁止すると表明している。